今日6月22日(土)は満月です。

6月の満月はストロベリームーンとも呼ばれます。

アメリカの農事暦が由来の呼び名ですが、

お月さまが実際にイチゴのような色に見えるわけではありません。

 

アメリカの先住民は季節を把握するために、

各月に見られる満月に名前を、

動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは6月の満月を「ストロベリームーン(Strawberry Moon/苺月)」と呼ぶようです。
 

私が初めて、

月のクレーターを大きく見たのは

小学校5年生の時になります。

 

天体望遠鏡のキットを千葉の扇屋百貨店(現ジャスコ)で

科学教材として販売されていたものを、お年玉で購入しました。

 

入っていたキットは、

筒(大・小)レンズ(3枚)、部品のみで、

三脚は別売りでした。

 

完成させたものの

海賊船の船長が望遠鏡で覗くようなわけにはいかず

全長は長く、子供の手の力では固定できるものでありませんでした。

 

キットにお小遣いは全額つぎ込んでしまったため、

三脚を買う余裕はなく、

思いついたのは軒下からひもをつるしてみる方法でした。

 

所詮子供相手のキットは子供だまし、

それでも月のクレーターは

はっきりと見ることはできました。

 

そこで発見したことは、

月は満月より欠けていたほうが

陰影がはっきりとし

神秘的に見えるということでした。

 

当時のテレビ番組で

「忍者部隊月光」が流行っていました。

そのためでしょうか、

子供たちは月の満ち欠けについての知識を理解しており、

詳しかったと思います。

 

先日パートの学生と会話をしていた時に、

昼なのに月が見えていたので説明を求めたところ、

不思議には感じるがというだけで、

解説できませんでした。

 

60年前の小学生なら

多くの子供盾が説明できたことも

覚えることが多くなった時代のせいでしょうか、

どうでもいい情報にの分類になってしまったようです。