お客様が一人で暇を持て余しているときには、

話しかけられることがあります。

 

閉店1時間前にいらした40代の男性お客様、

「私、身体障碍者なのです。」

と、話しかけられきました。

20代の時に統合失調症にかかり、

精神疾患によって、今は定職につけないとのこと。

 

それまでは普通の生活をして、

美容師としての定職も得ていたとのことでした。

 

気分の良いときは仕事をしたり、

こうやって外に珈琲を飲みに出歩いたり。

 

健康な人をうらやむこともあるとの話を聞きました。

 

終活爺からは一言だけ。

昔、渥美清のTV番組の主題歌ですが、

「上を向いたらキリがない、

 下を向いたらあとがない、

 さじをなげるはマダマダはやい」

この歌詞、好きなんですよね。

 

そんな私、

大学時代の時の年の平均寿命まで、あと2年。

日本人の平均寿命は延びましたが、それは医療の進歩が理由。

現在の健康寿命=当時の平均寿命。

72歳以降の多くの方は、生きる屍とでもいうのでしょうか、

まんざら自虐的とは思いませんが。

長生きはしたくないものです。