ファミリーレストラン

「ファミリーレストラン」


明け方前の寂しいファミリーレストランで
さっきから何度も違う答え探し続けてる
きっと僕ら気づいているのに
何度も言葉をつまらせてる

窓際の席では幼い彼氏と彼女が
向かい合いながらイヤホンを分けて朝を待っている
あんな風に巡り会えてたら
僕らも幸せになれたかな

小さな肩でじっとこらえる
君の全てを僕は守れなかった

ファミリーレストラン
そこにはきっと幸せそうな家族の姿が似合う
ファミリーレストラン
私たちには悲しい響きだねと君はいう


もしもただ一つ願いが叶うとしたら
君はあの日に戻りたい？それとも全部忘れたい？
でもいつかきっと忘れてしまうから
少しだけあの日の二人でいよう

東の空が色づき始めた
夜明けの前に閉じ込めたいんだ

ファミリーレストラン
国道沿いの決して消えない明かりにしがみついてた
ファミリーレストラン
朝がくる前に傷ついた愛の席を立とう

ファミリーレストラン
そこにはきっと幸せそうな家族の姿が似合う
ファミリーレストラン
私たちには悲しい響きだねと君はいう