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いやぁ・・・お久しぶりです
テストは無事に終わりました
夏休みなもんで・・・更新率300%(意味不明)で頑張ります
まずは全国ぬいぐるみ総会の話
8月の23~25日に行います
詳しいことはのちほど伝えます KUREのみなさん是非是非参加してください
最初キバると続かなくなるので・・・この辺で
これからはまぁチェックしてやってください
宜しくおねがいします
最近KURE幹部で、KUREのあり方や代表の役目などについて論議したこともあり、
ここでひとつ「ぬいぐるみ」代表としての僕の今後の方針についてでも語りたいかなと思います
KURE全体のことは僕からよりも清家代表に訊ねることをおススメします
論議を重ねたこともあり、すごくしっかり応えてくれると思います。
彼の描く理想の代表像は非常に明確であり、心から尊重したいと最近思えるようになりました
なんで最近かと言うと、僕の描くそれとは多少異なるものであって、受け入れるのに時間がかかったためです。
それじゃ僕自身はどうなのかとちょっと考え、ここに記したいと思います
KURE代表とぬいぐるみ代表、理想の代表像を比べると面白いと思います
お互い代表といっても立場が違うので、比較して優劣を問う気はありませんし、僕のは参考程度に軽く読んでやって下さい わかりやすくするため、かなり極端に記しています
僕はぬいぐるみMTGや院内ぬいぐるみMTGで司会をしていますが、基本的に自分の意見はあまり述べません。
「どういう話し合いをするか」とか「どんな論点があるか」を説明することはあっても、論点に対する自分の意見は、ある意見に対し「俺もそっち派かな~」程度です そういいながらあえて反論したりして、もっとその人から意見を引き出そうと試みたりしてます
個人的にKUREは「学ぶとこ」ではなく「学ぶためのキッカケ」を得る場所にしたいかな、と思っているため
「代表の意見」を聞いて知識を得るのではなく、「自分の意見」を磨くため知識への欲求を得て欲しいかな、と。
ぬいぐるみだったら、僕が「子どもに~を学んで欲しいから~をやろう」っていうのではなく、皆に「子どもに何を伝えようか?どう伝えようか?」って言って皆に丸投げ。年齢層や所要時間とかは説明しますが・・・
あとは個人が「○○を伝えたいし、もっと詳しく○○を勉強しよう」って思わせるよう誘導したいです
方針なども皆で決めたいので、メンバーにレールを敷くどころかレールすら皆で造りたいと感じてます。
自分で考えるのが面倒なわけではないですよそれ以前に僕だけでは力不足だと痛切しています
まあぬいぐるみが少人数で皆穏やかだからこそ出来るんだろうなとはつくづく思います
無論あくまで理想論で、そんなにうまくいった例は少ないし、僕自身こんなに深く考えたことは今が初めてです。
さて、一通り全員の意見を聞き、偏ってたら色々反論したりして意見を出し尽くさせた後、まとめに入ります。
今までは客観性を重視していましたが、ここでようやく自分はどう思うか考えます
院内ぬいぐるみがまさにこれです新たな意見を思いついたらまた皆に問いますが、
目標への意見の正しさ(合理性)と各メンバーの意思の尊重(協調性)
を考慮して・・・ある時は折衷案を考えて僕が決定権を行使します
実は多数決とかめったにとりません
よほどの反対がない限り、最終的には僕が方向性を決める場合がほとんどです
さらに言うと皆で決めたように見せかけて最初から僕のシナリオ通り・・・にしたいのですが・・・
僕のシナリオ以上のものがいつもできてしまい、いい意味で困ってます。(KUREフェスや院内ぬいぐるみ等)
企画が失敗したら皆で反省会をし、どうすればいいかを皆に訊ねたりもします
頼りがいのない代表にしか見えませんが、ぬいぐるみメンバーは皆頑張ってくれますし、うまくいくだろう、と。
代表はいつも最低ラインしか抑えていないので、皆さんぬいぐるみ代表を動かして下さい
土台は常に構想してますが、その上に乗っかるのはメンバー全員です
そのためたいていの意見はまず受け入れて吟味してみるつもりです。
仕事しないくせに言い訳して正当性を振りかざしやがって、と思う人が大多数いると思います
僕もよくヌケヌケと語れるなぁと実感してますが、今年は仕事します
勉強会を月に1度開きます!主催者は最初は僕、テーマは子どもと親
専門的な知識はいりません。伝える気もありません。
「あなたが親だったらどうするか、子だったら、そして第三者だったら」を問います
要は皆で話し合って意見交換して、色々な考えがあることを知って欲しいんです。てか僕が知りたい。
代表の特権を利用したいと思います
長くなりましたが、個人的なぬいぐるみ代表への思いと、KUREへの思いを知って頂けたら幸いです。
もっとこうして欲しいとの要望があればいつでも応じたいです
院内ぬいぐるみについて5月14日あたりに小児医師さん・看護師さんと会談するので、何を伝えるのか明確にしておこうと思います
まず僕個人の思いから 昔UPしたのは表面的なものなので、正直なところを述べます
きっかけは
「ひろがれ病院内学級」 御子柴昭治 渡辺美佐子 編著 桐書房 を読んだこと・・だと思います
この本からの、院内学級を通して小児患者のQOLを高めたいとの著者の思いや、子どもの周囲の親御さんや先生の情熱の強さには非常に刺激を受けます
まず小児の入院患者には、
貴重な時期に教育を受けられない、他者との交流が少ないことが不安視されます。
河合隼雄先生によると、病気療養児の教育の意義は
積極性・自主性・社会性の育成
心理安定
病気に対する自己管理能力の育成
治療上の効果の増大
とあり、教育による知識に関しては自らの力で知識を獲得できるように「育てる」ことを考えたい、とあります。
~中略~
教育方法の向上について第三に、病気の理解に関する教育技術です。
思春期は、病気の学習が行動に直接には結びつきにくい年齢です。この時期の子どもたちの援助方法については医療関係者にとっても難しい課題です。
・・・という文章があり、この時「ぬいぐるみ病院でなにか出来るかな」と考えたのが始まりな気がします
ぬいぐるみ病院をもっと対話チックにして、娯楽の要素を増やしたら・・遊びながら病気について学べて、僕ら外部の学生とも話しやすくなる・・楽しいなら医療者への不安感も減る・・・かなぁ、と思いました
しかしすぐに、健康な幼児が病気を予防するためのぬいぐるみを院内の子どもにおこなっても・・・と考えを否定しましたが、やり方次第な気もして、とりあえず平山先生に相談 色々と勉強になるお話を聞かせてもらいました。最終的にはGOサイン
どうMTGするか考え、大事にしようとしたのは子どもとのコミュニケーション方法 言葉以外のものについても同様にです。子どもは非常に敏感なので、こちらの動揺に非常に不安がるのではと思います
つまりこの企画を機に患者との接し方、そして院内学級・小児医療の意義も皆で考えたい、と思うに至りました。
ゆくゆくは平山先生をはじめ院内の方たち、医師・看護師・保護者方も巻き込んで、様々な視点から小児医療への考えを聞き、皆で話し合って学びあえればいいなと感じています。これが最大目標です
子どもに何をしてあげるか、がメインじゃないのかと思う方もいると思いますが、子どものためを思うからこそ
まず僕等は学ぶ必要があるのではと考えています
前置きとして以上の思いを要約し、小児医療に携わる方に聞いてもらうつもりです。・・・語れるのか俺は。
企画を実施することは目標ではない、企画について考えることが目標だ・・・って伝えるので、この時点で問題点があればどんどん言って頂くようお願いするつもりです
具体的に院内で何をするかについては・・・前のブログを参照して欲しくて・・・次に、話し合った結果、「医療者の仕事や気持ちを実際に子どもが体験することで、楽しみながら知ってもらえれば」という方針に対するコメントをもらうつもりです
僕らのイメージする医療者の苦労は所詮は想像なので、これは聞かなくてはいけません
最後に、僕らが今後何を話し合うべきなのか、何が足りないのか訊ねたいです。試みを評価して頂けたら感涙ものなのですが・・・しかし、苦言を呈されてもそこから学びとることは非常に多いように感じます
MTGはぬいぐるみ本番が終わってすぐなので6月の上旬の予定。ご期待あれ
今思ったのですが、KUREに入ってよかったと実感しています ここに辿り着くまで様々な文献を読み、実は思考を重ねたりしてたんです本当ですよこれが将来の自分の糧となるはずだと確信しています。
うらやましいと思った方、ぜひぬいぐるみ病院、もしくはKURE活動に積極的にからんでください
特に後輩諸君、ぬいぐるみ代表になりたいと思いませんか?もしくは重役に。もちろん大歓迎です
上記の医療者の方に相談する内容に関して何か質問・疑問・批判・賛美ありましたら僕かりょーたまで。
待ってます~