僕が美容の仕事に就いたのは、平成元年(1989年)3月21歳の時でした。

30代になって美容師としてのサロンワークとヘアメイクの仕事も始めて、両立するのは、とても楽しくてやりがいもありましたが、毎日の激務をこなすのは、
とても大変でもありました。

ほぼ休みもなく働いていると心の余裕もなくなり、顔つきも険しくなります。

一時期は、結構な悪夢も観ていました。

ある夢は、荒涼としたアメリカの砂漠地帯のような場所を自分が知らない女性と2人でとぼとぼ歩いています。

その夢の中のでは恋人のようでした。

遠くの崖の中腹に見える洞穴から、翼の生えたケンタウロスのような怪物が、こちらへ飛んで来ました。

2人して必死で逃げますが、あっという間に女性がさらわれてしまいます。

その怪物は、出てきた洞穴へそのまま入って行きました。

そのすぐ後、衝撃的な光景を見ることになります。

ケンタウロスのような怪物がまた洞穴から飛び立って来たのです。

女性の髪を左手で鷲掴みにし、
右手には大きな剣を持っています。

なんと私の目の前で、女性の首を
大きな剣で切り落としたのです。

恐怖と怒りと悲しみ、
そして絶望が同時に湧いて来ました。

なんとも言えない感情が押し寄せました。

そんな中でハッと目を覚ましました。

まだ真っ暗で深夜でした。

首元はぐっしょりと汗で濡れていました。

別の日の夢では、

東京の六本木ヒルズのような高層ビルをぼーっと眺めていました。

ゴーっという地鳴りとともに途轍もなく超巨大津波がやってきました。

高層ビルを遥かに凌ぐ高さです。

100m以上あったように感じました。

何故か私は、俯瞰した位置から眺めています。

巨大津波は高層ビル群をゆうに超えて飲み込み、巨大な渦を巻いて周りの建造物全てをを全て飲み込んでいきました。

私はただただその凄さに圧倒されましたが、それを淡々と見ている自分もいました。

またハッと起きると首元がぐっしょりと濡れていました。

こんな夢を連日見るとは?
だいぶ疲れているんだなと感じました。

その頃は、日々積み重なる疲労があっても仕事はこなしていましたが、

なんとか疲労感を払拭したく、

毎週のようにマッサージや整体に通っていました。

その頃は、良く通っていた足裏マッサージの方に

「石塚君はまだ若いのになんで毎回こんなに疲れているの?」

と言われてました。

何かさらに良い施術はないものか?と
様々な整体法や鍼灸、気功、オステオパシーなどにお世話になっていました。

殆どの整体法はほぼほぼ体験したのではないかと思います。

疲れてくると手荒れも酷くなるので、
定期的に皮膚科にも通っていました。

皮膚科では症状が酷い時は、
ステロイドの注射をしてもらいました。

手はもちろん身体にも湿疹が出来るととても痒いです。

ステロイドの注射を打ってもらうと
さっきまで痒かった皮膚が、
嘘のようにふわ〜っと痒くなくなるんです。

さっきまでの辛い痒みから解放されて、

とっても気持ちが休まる感じがしました。

そんな感じで、普段は飲み薬とステロイドの軟膏を常に様子を見ながら使っていました。

そんな日々が続き、35歳になる頃
何かこの美容の延長線上での未来には、
魅力を感じてない自分がいました。

パーマ剤やカラー剤、メイクで使う化粧品等、美容の商材は殆どがケミカルです。

それについて勉強すればするほど身体に悪い影響しかなく、使いたくなくなります。

髪やお肌、身体には全然優しくありません。

大地の水も汚します。

地球にも優しくありません。

このまま、この美容の仕事を続けていって良いのか?

もっと健康的な美容のやり方や
身体を根本的に癒す方法はないのだろうか?

と日々悩み、悶々としていました。

ただいつも何か良い情報はないか、
探してはいました。

そんな時、知人を介して靈氣を知りました。

靈氣はそっと手を当てながら施術するエネルギー療法です。

手の平一つで身体を癒すことが出来るのは、本当に素晴らしいと思い、すぐ伝授して頂きました。

靈氣は本当にリラックス出来て、気持ちが良く、美容の仕事の合間を縫って、
いろいろな方々に施していました。

それから、どんどん身体への探求が始まります。

そして、もともと本質的なことを知りたい欲求があったので、
精神世界や自然の法則、宇宙、エネルギー、古代文明、食べ物など身体や健康に関する本を片っ端から読んだり、

興味があるセミナーがあれば直ぐに足を運んでみたり、
いろいろな所に頭を突っ込んで探求していました。

この頃から根本的に自分の身体も良くしたいと思い始めます。

そんな中、40代になり、知人との会話に出てきたテネモスという言葉が気になって探して行ってみました。

そして、フリーエネルギー探求家の飯島秀行さんが代表を務めるテネモスに出逢います。

飯島さんの講演会を聴いたり、本を読んだりしてエネルギーの概念がひっくり返りました‼︎
最初は何がなんだか全然分かりませんでしたが(^_^*)

飯島さんの仰ってることは、
とてもシンプルです。
シンプルが故にすぐには理解出来ませんでした。

自然のしくみの中に存在している
たったひとつの宇宙法則。

これは知識だけではなく体験を通して学んでいく必要があるのだと思ってます。

その後、地球家族にも出逢い、
河合代表の農業セミナーを受講して、
ピラミッド堆肥や発酵液の作り方を学ばせて頂きました。

これが後に非常に役立ってきます。

日常生活でいろいろな発酵液を作ったり、様々な実験を繰り返しながら、
自然のしくみについて学んでいました。

飯島さんや河合さんの本をその都度何度も
読み返しては、実験して体験してみるのを繰り返していました。

その頃、八ヶ岳の音叉ヒーリングセミナーで、久しぶりに会ったお友達を介して、ヒーラー木盛龍彦さんのワークショップに参加します。

そして、王の帰還ワークの勉強をしながら
自分の潜在意識の中に存在する限定された世界観(限定のライフプログラム)を観つめて50個以上解除しながら、
王の帰還のファシリテーターにもなりました。

同時に木盛さんの独自の整体法である自立型整体法も3年ほどかけて習得しました。

自立型整体法とは、身体の持つ命そのものの知性と常にベストであろうとする力を利用して、それを促進してあげることで
頭蓋骨 脊椎 骨盤 蝶骨 仙骨 手足の
全てをあるべき位置へと整え、
脳も内臓もスペースを取り戻し
芯からリラックスを得て
同時に力を取り戻しながら
本来の偉大な機能を起動させる
ことが出来るメソッドです。

この頃、勤めていた美容室を辞めてフリーランスになり、自由に出来るようになったので、美容室でも自立型整体法を取り入れたヒーリングスパなどリラクゼーションをメインに施していました。

ヒーリングスパはデトックスに最適な新月の日に行っていて大変好評を頂いていました。

この頃からなんとか機会を見つけては、
整体の施術も行っていました。

ご縁があって手技で筋肉を無緊張状態にする治療法にも通って勉強しました。

そこでは筋肉に関することや
様々な疼痛や疾患がどのようなしくみで起こっているのかなどの原因を学びました。

診断名と痛みの原因は同じではないことや治療薬のプラスの面とマイナス面など多くのことを学ばせて頂きました。

そのような事を学ぶと今の日本の治療法の問題点などが浮き彫りになって来て、

知ってしまったからには、知らないふりは出来ないですよね。

もっと根本的に身体を良くする方法はないかとさらに探求していきます。

自然のしくみを日々の生活の中で探求しているといろいろと気づきがあります。

この虫の動きはなんでこんな風に動くのだろう?

雷と身体の神経や血管って形状が良く似ているなどなど

そんなある日、
本当に全てが同じしくみなんだ! 
と自分の中で何故か腑に落ちる体験がありました。

全ては空気と水の質と滞りのない循環が大切であることが分かりました。

それには目に見えない無数の微生物が多大に影響していることも。

空気にも水にも土にも見えない大きさで存在しているが、その実態は未だに全ては解明されていない。
しかし絶えずバランスを保って働いている。

人間も自然の一部なので、
身体にも空気と水の循環があることが分かりました。

もちろん微生物も多大に影響しています。

残念ながら現在の常識的なことは、
本来の自然の法則とは真逆のようなありさまになっています。

食品衛生責任者の講習を受けた時に
食品衛生の基本3原則の説明がありました。

菌をつけない。
菌を増やさない。
菌をやっつける。

これはしょうがないのかもしれませんが、
自然のしくみとは逆です。

自然のしくみで考えれば

微生物を活かす。
微生物を増やす。
微生物を育む。

になります。

上記の菌を人に置き換えてみると

人をつけない。
人を増やさない。
人をやっつける。

現在の状況がこのような事態になっている気がしませんか?

そして今は病気の種類も病気や不調な方々の数も多くなっています。

しかも原因が良く分からないケースが多いようです。

日本から元気な人がどんどん少なくなっていく。

このような事態を見ていると
本当になんとかしてあげたいと思いました。

そして、もっと短時間で結果が出る手技などはないものだろうか?

とセンサーを効かせて日々探していました。

またもやありがたいご縁があって、
日本古来から伝わる手技療法を学ぶ機会を頂きました。

いろいろな方々のお陰で、自然の力(さまざまな物理的要素)を手技を通して施せるようになりました。

手技療法の活動は
「手技クラト」という名で活動しています。

クラトはカタカムナの言葉からインスピレーションを得て使わせて頂きました。

クラトは「自由自在に発現し、重合統合する」ことを意味しているとありました。

手技を施す場で、
自然の様々な物理的要素が重なり合い、
それによって身体が本来の自在性を取り戻し、自然へと整合され、
機能的に連動するように統合されていく。
 
このような意図を持って手技クラトとなり
ました。

原因不明の症状などで苦しんでいる方々のお役に立てればと思います。

          手技クラト 代表 石塚 武


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