ひとつのゴール | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

みなさんこんにちは

小牧ワークセンターの松原です。

 

まず初めにお詫びです。私のブログは5/10の予定でしたが、どうしても書きたい記事、載せたい写真があり、そのためには許可を得る必要がありました。その許可をこの度いただけたので遅ればせながらブログを更新させていただきたいと思います。

 

今年は鞍手ゆたか福祉会25周年ということで利用者さまの皆勤賞、精勤賞を表彰するということになりました。この話を聞き、小牧ワークセンターでは「せっかくなので大々的に表彰しよう」ということになり5/1に食堂にて全利用者さま、全スタッフで表彰パーティを行いました。ちょっとした飲み物やお菓子を準備し和やかな雰囲気の中、皆さんの前で表彰される利用者さまは嬉しそうに、そしてとても誇らしげでありました。

 

今回、その表彰された利用者さまの中で精勤賞で表彰されたSさんについて紹介させてもらいたいと思います。

 

小牧ワークセンターに通所するSさん、鞍手ゆたか福祉会に通所をはじめられてからもう10年以上になります。彼は通所をはじめたばかりの頃はなかなか毎日通所することができず、休みがちだったとのことでした。私が小牧に配属された時も、余暇活動や一泊旅行といったイベントに参加することもなく、土曜営業日も全て欠席していました。そんな彼に毎日通所してもらいたい、イベントにも参加してもらいたいというスタッフの想いと支援は、場所や担当スタッフが変わってもずっと引き継がれてきました。そんな皆の想いが伝わったのか、彼はだんだんと通所してくれるようになりました。余暇活動、一泊旅行にも参加し皆と楽しそうに過ごす時間も増えました。

そしてとうとう昨年度、彼は精勤賞を受賞しました。

彼を知るスタッフは精勤賞を受賞したことを知ると驚き、そしてとても喜んでくれました。

彼自身の頑張りもですが、ずっと引き継がれてきた想いや支援が実ったということ、とてもすばらしいことだと本当に感じました。

Sさんとたくさんのスタッフがともに辿った道が今やっと一つのゴールにつきました。でもこれは新たなスタート地点でもあります。これからもまた彼とともに歩き、また想いをつなげていける支援者でありたいと思いました。

 

長くなりましたが最後にS氏が表彰された時の誇らしく、すばらしい笑顔をぜひご覧ください!

 

改めておめでとう!Sさん!

(この写真は保護者の方に掲載許可をいただいています。)

 

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