ご利用は計画的に!! | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

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鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

こんにちは。
県央センター生活支援ワーカーです。

本当は先月にブログの担当日が回って来る予定でしたが、11/22のブログの通り、県央内のネットとネットワークがダウンして、テンヤワンヤ((((;゚Д゚)))))))の末に白旗白旗 を挙げて後回しにして頂きました。

急に代わってアップしてくださったさん、ありがとうございましたm(__)m


さてさて、毎回お出かけや調理会など行事のご紹介をしている私ですが、県央の生活支援とは余暇活動ばかりしている訳ではございません!!ノンノン
日頃は登録者さんのお手伝いの為に役所や病院や施設など色々なところに出没したり、センターで一緒に書類を作ったり電卓を叩いたりしております。
特に、お給料の管理は皆さん苦労しがちですうっ・・・

がんばって働いたお給料。
好きなことに使いたい。好きなことに使って何が悪い‼ ちゃぶ台‥‥と、宵越しの金を持たない江戸っ子ばりに豪快に楽しんで、そのあと請求書や督促状を持って相談にいらっしゃる方も中にはいらっしゃいます(;^_^A

そこで、お金の管理に不安を感じている方や、上手くいかずに困っている方の金銭管理を、各地域の社会福祉協議会の支援員さんに協力頂いてお手伝いしております。

今日はそんな登録者さんのお一人が支援の様子を紹介してもらってイイですよ(^-^)」と快く承諾して下さいましたのでご紹介させて頂きますね。



Aさんは今働いている会社に就職が決まったと同時に社会福祉協議会の「日常生活自立支援事業」を活用して、金銭管理の支援を受けています。


毎月決まった日に社協の支援員さんが事前にAさんと相談して決めていた次月の生活費を銀行で下ろして来てくれます通帳
準備した生活費は、後で分からなくなってしまわないようにそれぞれ内容別に小分けにして下さってます。


           



その月に下ろさなかったお金は貯めていきます。
今ではその残高を社協の支援員さんと確認するのが楽しみのひとつですにこにこ
来年は活動に参加している団体で沖縄に行こうパイナップル‥とか、自分の誕生日にゲームを買うんだDSぴんく‥とか、お正月には親戚の子にお年玉を準備しなくちゃお年玉なんて話をしながら、将来のためにきちんと定期預金もされてますYen


                


始めは上手く管理ができず、持っているお金は全て使い果たしていたAさんですが、最近は貯蓄もできて落ち着いた生活をされていますにまっ

そして、今はご家族と一緒に生活をされているAさんですが、将来一人で生活せざるを得なくなった時のために、月に数度お休みの日にヘルパーさんと家事の練習をしています。

まずは生きていく基本。
食べるための調理ですなべ
ヘルパーさんとメニューの相談をします。  
                            
次に材料のチェック。
無駄な買い物を避けるために、買わなければいけないもの、家にあるので買わなくても良いものをチェックします冷蔵庫。


     
            

そして調理。

実際は次の回の支援日にヘルパーさんと買い物をした後作っています。

一度目はヘルパーさんと一緒に作り、同じメニューをまた後日、今度はヘルパーさんの見守りを受けながら自分で作ってみます。

カレーやシチューは上手に作れるようになりましたカレー

最近は料理本を見ながら新しいメニューに挑戦しています腕。

 

              
               


このほかにも、お部屋の掃除や洗濯、衣替えをした後の衣類をクリーニングに出す…など、生活するうえで必要な家事をヘルパーさんと確認し、練習を繰り返しています。

始めはご飯ごはんを炊くことはおろか、電子レンジレンジすら使えなかったAさんです。


上手く出来ても誰がほめてくれる訳でもない、ごく普通の生活行為ですが、社協の支援員さんヘルパーさん地域の支援センターの相談員さとそして家族の協力と支えがあってAさんは働く生活を続け、将来に向けた練習で自信をつけて来ています。


Aさん、これからも一緒にがんばりましょうね(^ー^)/~

(そして、取材協力ありがとうございました!)