理事長の長谷川です。
今年度総括、来年度方針策定真っ最中の鞍手ゆたか福祉会です。
2月は逃げる、3月は去る・・・。
早いもので今年度も残すところあと2ヶ月・・・。
さて、遙か沖縄・八重山諸島「鳩間島」から来られた琉球の唄者 加治工勇さんのライブツアーが無事終了しましたのでご報告を。
1月28日(月)から30日(水)までの3日間に5回のステージで唄っていただきました。
ライブ初日は、午後6時半から、糟屋郡宇美町の居酒屋『酔R処(ヨリドコロ)』でのライブ。
この日は、地元の銀行の行員さんや建築設計会社の方、清掃業者の方など地域の人たち。そしてそして、福岡教育大の猪狩先生も駆けつけて下さいました!!
中盤になると観客の皆さん、立ち上がっての手拍子!
そして終盤、「鳩間の港」の唄が始まると、皆さん、両手を頭上に掲げて左右に振り、足も踏みならす沖縄踊り恒例のカチャーシ-に突入!
ライブは最高潮に盛り上がりました!
ライブ2日目のお昼は、昨夜に引き続き「酔R処ライブ」。
この回は、ワークセンター宇美で働くしょうがいを持った人たちをご招待。
三線のノスタルジックな音色と加治工さんの唄を聴きながらの食事会でした。
最後は、利用者さんもノリノリで、勝手に身体が動いて、皆さん大はしゃぎ!素敵なひとときを楽しみました。
鞍手町に場所を移して居酒屋『koma~独楽~』 でのライブ。
観客の皆さんは、琉球音楽の大好きな地元鞍手の方々や鞍手ゆたか福祉会の職員ら総勢50名のご来場者で楽しみました。
ここでもライブ中盤より踊りの心に火がついて、今夜も皆さん総踊り~!
午後1時半より、鞍手町中央公民館のホールで、鞍手ゆたか福祉会を利用しているしょうがい者の方約120名をご招待。
ライブの前半は、皆さん、琉球の音楽に耳を澄ませ、心地よい音色と唄に癒されました。
後半、曲調が賑やかな音楽に移ると、皆さん、ステージに上がったり、前の方に出てきたりして、音楽に合わせてカチャーシ-。
楽しく盛り上がりました。
場所は、初日と同じ宇美町の『酔R処』。
この夜も、約30名の地域の方々のご参加で、最後は総踊り。
こうして3日間、5回のステージが無事終了!
加治工さん、素敵なライブ、ありがとうございました。
全ステージで、総勢300名近くの方々にお楽しみいただきました。
ちなみに、加治工さんご夫妻は、ハードなライブを終え、木曜日、金曜日と、福岡県内で温泉や観光を楽しまれました。
それから土曜日に、再び、福岡市内のライブハウス『昭和レトロハウス はいから倶楽部』 にて、息子さんでミュージシャンの加治工敦さん とのコラボで、ライブの公演を行いました。
はいから倶楽部ライブには、広島や大阪など、県外からも加治工ファンがたくさん来ていました。
毎年、福岡で行われている加治工ライブの常連の方達だそうです。
そんな1週間を終え、加治工さんご夫妻は、本日朝の飛行機で、遠く鳩間島まで帰られました。
加治工さんの唄には、大自然の素朴さと、大地を揺るがす逞しさがある。
今回初めて生ライブを見せていただきました。
いつ聴いても、何度聴いても、自分の中にスーッと入ってくる。
癒される、元気がもらえる、笑顔が増える・・・の3日間でした。
日頃、生ライブなど見る機会の少ないしょうがい者の人たちも大喜び。
何気ない日常の生活に「文化」をお届けすることができました。
加治工さん、とってもとっても楽しいライブをありがとうございました。