先日、朝の情報番組のとくダネでもご紹介していました
「甘麹」というものをご存じですか?
勘のよい方はきっと、ご想像のとおり、、、そう、巷では「甘酒」と呼ばれています。
今日はこの「甘麹」「甘酒」についてご紹介します。
「酒」と書いてあるので、勘違いされる方も多いのですが、
決してお酒ではありません。
この袋に入っているのは「甘麹」と呼ばれるもの。
それをお水で薄め飲み物として 昔から言われているのが、いわゆる「甘酒」なのです。
なので、成分表を見てわかるように、材料は、
米麹、米のみ。
甘酒と言えば、特徴的なのが、甘み。
しかし、甘麹には、砂糖は一切入っていません。
そう。
麹から作られた甘みというのは、
すべて、お米から作られた甘みなんです。
これはでんぷんが、発酵する過程で、ブドウ糖に変化したことで感じる甘み。
(ご飯をよく噛むと甘みを感じるというのと同じ)
塩麹などは塩の変わりの調味料として使われる方も多いのですが、
甘麹をお砂糖のかわりに使うと、旨みも増し、美味しい日本料理ができるといわれています。
そして、その特徴は、豊富な栄養!
ちなみに、甘麹を水やお湯で薄めた「甘酒」が、通称、
夏バテ防止に抜群の「飲む点滴」と呼ばれていることはご存じでしょうか?
「甘麹」は冬の飲み物と思われがちなのですが、俳句の世界では夏の季語にもなっているそうです。
そして、その栄養分には
●ビタミンB1
●ビタミンB2
●ビタミンB6
●葉酸
●食物繊維
●オリゴ糖
●アミノ酸
●ブドウ糖
などが含まれています。
この内容が栄養剤としての点滴の内容とほぼ同じということで
「飲む点滴」と言われているのだとか。
さらに、消化吸収を助ける消化酵素なども含まれ、
でんぷんなどもすでに分解された状態なので、 お腹にもやさしい。
オリゴ糖も入ってお腹の調子も整えてくれる。
食物繊維も入って、発酵食品なのでデトックス効果も・・・。
しかも、1杯の甘酒で、かなりの腹もちがするらしい・・・
もちろん、砂糖はなし。
これだけ良いことずくめ、女性におすすめの甘酒(甘麹)、
その魅力を整理してみることにしてみました。
◆栄養たっぷりなのに、砂糖不使用。ダイエット&デトックス。
そう、これぞまさに、最強の食事なのです。食物繊維もたっぷりでダイエットにもおすすめ。
腹もちもよいので、、、
たとえば、1杯の甘酒を飲んで食事にしたり、、、
1食朝食分を甘酒にしてみるなど。
実際、私も朝食を甘酒にしてみたのですが、1杯でかなりお腹いっぱいになりました。
実際に飲んでみると、かなりゆるめのおかゆのような、
米感、もち米感というのが、しっかりと感じられました。
ちなみに、その日は8時に飲み、仕事の都合で15時ごろまで昼食がとれなかったのですが、
14時ごろまでは案外平気でした。。。
これで、この商品の場合、甘麹100gで210Kcal。
コップ1杯半くらいです。
正直、量としては1杯で十分なので150Kcalくらいでしょうか。
腹もち加減と、栄養バランス、そしてカロリーを考えてみると、
確かに朝食事のかわりとしては、いけるかも、、、というのが私の感想です。
ただ、ストイックにやってしまうと飽きて、リバウンドしてしまうかも(笑)
●肌にもい?甘麹(甘酒)
甘麹通の方々の使い方を調べてみると、飲むだけではない、甘麹パワーを発見。
なんと!お肌のケアとしても使っているそうです。
甘麹に含まれている、コウジ酸という成分は美白化粧品にも入っていて、
シミの原因になるものや、メラニンの生成を抑えるそう。
そして、含まれているビタミンB2やB6が、乾燥を防ぎ、ハリをもたらしてくれるとか。
食べても嬉しい甘麹は、肌にも嬉しいのです!
ということで、チャレンジ。
夜のお肌ケアの時、化粧品に豆粒程度、甘麹をプラスしてみました。
よく化粧水となじませて肌につけてみると、、、、、
意外にも、ベタつくこともないことにビックリ。
いつもよりはしっとり感が増して、ちょうど日焼けして乾燥気味だったので、
なんだか良い感じ。
次の日は、いつもより、保湿感があって、これ思った以上にいけるかも、、、、、
というのが率直な感想です。
自転車通勤で日焼けしがち、、かつ、これから益々日差しがきつくなるので、
これは、今後も続けてみて、さらに効果を確かめてみようと思います。
他にも、洗顔の時に泡に少しプラスするだけでしっとりした洗い上がりに。
パックとして肌に塗って、5、6分置くだけでも肌がしっとりしました。
よく杜氏の方は、酵母の力のおかげで肌がきれいといいます。
この甘麹、けっしてお酒ではないのですが、酵母という面では共通点が。
ビタミンなどの栄養成分も加わり、女性の肌にはおすすめの一品かもしれません。
食べる以外にも、新しい可能性が広がりそうな「甘麹」。
ご興味ある方はぜひチャレンジしてみてください。