こんにちは、吉冨です。

春から夏にかけて少しずつ紫外線が多い時期になります。これにあわせて、マスコミや化粧品業界は日焼け止めの特集や新商品をメディアや雑誌などを使って誇大宣伝してきますね。

紫外線と皮膚がんの相関関係において、大変興味深い記事があります。

イギリスの医学誌『ランセット』(1982年)で、皮膚がんはいつも日光に当たっている人よりも、日光に当たっていないオフィス内で働く人にかなり多いことを発表しました。

また、屋外でよく日光浴をする人ほど、皮膚がんの危険性が最も低いことも発表しています。さらには、動物細胞の培養液にオフィスの蛍光灯をあてると突然変異を起こすことも指摘しています。

日焼け悪玉説は化粧品業界やマスコミからの報道にあおられて、まんまと過剰に反応しているというのはどう考えても見受けられます。

オゾン層についてですが、日本では1990年代をピークに長期的には増加傾向にあるようです。紫外線量は多少増加してますが、オゾン層は減っていません。

まず、店頭に並んである一般的な日焼け止めクリームの副作用や危険性を知る必要があります。紫外線吸収剤については、アレルギー反応、ホルモン異常、発ガン性などの可能性が指摘されています。安息香酸という添加物は皮膚細胞のDNAに損傷を与え皮膚がんを誘発したり、日焼けに似た症状を引き起こす可能性があります。

また、安価な日焼け止めの中に配合されているオイルが皮膚呼吸を妨げ、油の酸化によって過酸化脂質が生じるところから皮膚ガンになりやすいという報告もあります。ただし、これは石油由来のものや安価なものにいえることでしょう。(こだわったものやノンケミカルものの中には安全にきちんと働くものもあります。)

皮膚ガンは日焼け止めを塗るほど増えるという結果が出たわけです。紫外線散乱剤についてですが、光触媒としてよく知られる酸化チタンはこれまでは人体への影響が小さいと考えられてきましたが、発がん性の可能性があるとWHOなども指摘しています。

次に、紫外線不足で起こりうる症状です。紫外線の不足により、肥満、皮膚炎、感染症、うつ病、がんなどの病気が増えるという研究も発表されています。家畜の牛は太らせるためにわざと外に出さず牛舎にいれたままにするところもありますね。屋外に出すと紫外線により体が引き締まるからです。

人は紫外線を浴びることで、ビタミンＤを体内で合成することができます。このビタミンＤが免疫や筋力をアップさせます。特に女性はビタミンＤが不足していると、風邪をひきやすくなりますし、子宮内膜症などの婦人科系の疾患も引き起こしやすくなります。

ビタミンＤの受容体は卵巣・卵管・子宮内膜以外には、主に腸管です(他にもあり)。腸菅はアレルギーと関係していますね。ビタミンＤ不足がアレルギーを引き起こしやすいのはこのためです。

確かに、日焼けをすると、多少なりともお肌を負傷することは間違いありません。日焼けによるシミの主な原因は、栄養不足や糖質の過剰摂取といっていいでしょう。日焼けの本当の防止は、栄養をきちんと摂取することになります。栄養によって皮膚の抗酸化機能を高めれば、自然に抵抗力がつき、日焼けにはなりません。

太陽を浴びつつ生活してきた人間が、極端に紫外線を避けることは不自然です。マスコミや利権業界に踊らされないよう、しっかり本質を見極める必要があります。

※極度な日光浴はさすがに避けましょうね。人それぞれ個人差もあります。

■ 2015年活動予定 ■

　　　　　　
5月16日　勉強会（担当：松原）受付中
　　　　　　ママと考える発達障害　定員10名
10:00～12:00 　お話勉強会　12:00～14:00 　ランチ
　　　　　　　　勉強会のみ1000円　ランチ込・・・1500円　
※この後運営スタッフ会議

6月13日　ランチ会＋梅仕事ワークショップ　受付中

7月11日　勉強会（担当：山本）

8月　　　暮らし虹主催　お出かけ体験デイ企画　
　　　
9月5日　宇田川久美子先生講演会

各勉強会のお申込み方法
kurashi-nizi@outlook.jp まで以下内容をよろしくお願いします。
件名　〇月の勉強会申し込み
①お名前②連絡のつく連絡先電話番号③参加人数(お子様の人数など)
お申込み後確認のメールが届きます。
kurashi-nizi@outlook.jp からの受信が可能なように受信設定をよろしくお願いします。

みなさんとお会いできる時を
スタッフ一同楽しみにしております

紫外線を浴びましょ！！