ルーを使わないカレーを手作りしよう! | 暮らしに虹をかける会

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こんにちは、吉冨です。


カレーはみなさん好きですよね。私も大好きです。


カレーを家庭で食べるとき、多くの方が市販のカレールーを使って料理していると思います。市販のカレールーから作るカレー味は確かに美味しいものの、やはり気になるのが添加物です。カレールーの原材料には、化学調味料、カラメル色素、香料、乳化剤、タンパク加水分解物などどうしても避けたい添加物が多く入っています。


我が家では、カレールーを使わずに、どこでも買えるスパイスからいろんなカレーを作ります。面倒に思うかもしれませんが、全くそんなことないんですよ~。誰でも結構簡単に出来てしまいますし、これがまた美味しい!




お金がかかるのは最初の一括購入のときだけです。最初に買えば何度か使えますので、お得ですよ。香味やスパイスとして買うものは、とうがらし、ローリエ、カルダモン、クローブ、シナモン、コリアンダー、パプリカ、ターメリック、ガラムマサラ、カイエンヌペッパーなどです。これさえあれば、どんなカレーもほぼ出来てしまいます。


今回はベジ系豆カレーを作ってみました。10人分ぐらいの量です(お玉15杯分ぐらい)。



①野菜をカット


にんにく(1片)、しょうが(にんにくと同じ量)、たまねぎ(2玉ぐらい)、ニンジン(1本ぐらい)をそれぞれみじん切りにします。面倒だなと思う人は千切りで(笑)


にんにく、しょうが、にんじんをカット。



玉ねぎをカット。




カレーはにんにく、しょうが、たまねぎ、にんじんが基本です





②香りづけスパイスを用意


香りづけスパイスとしてローリエ、カルダモン、クローブ、シナモンはカレースパイスの定番です。多くのスーパーで売っているはずです。油で最初に香りづけします。



③香りづけスパイスと野菜を炒める


ローリエ2枚、カルダモン5粒(パウダーの場合は小さじ1ぐらい)、クローブ5粒、シナモン2片(パウダーの場合は小さじ1ぐらい)、トウガラシ(1本の半分をみじん切り)、にんにく、しょうがを用意し、鍋にエキストラバージンオリーブオイルまたは他の食用油をたっぷりひいて、弱火で加熱します。



弱火で1~2分炒めます。にんにくがうす茶色になるまでじっくり炒めます。こげ茶色にならないように注意してください。




にんにくがうす茶色になるか、ならないかになったら、玉ねぎを入れて5~6分炒めます。



玉ねぎを炒めたら、今度はニンジンを入れます。玉ねぎとニンジンは同時に入れて炒めても大丈夫です。



3~5分ぐらい炒めます。





④トマトを入れる


トマトホール缶(400g×2缶)またはトマトざく切り(4玉~6玉)を鍋に入れます。


鍋に入れたらしゃもじなどでよく潰します。隠し味に今話題のココナッツオイルを入れます(笑)バターでも構いません。


トマトを入れたら中火でひと煮立ちさせ、ひと煮立ちしたらフタをして弱火で15分程煮込みます。



ココナッツオイルはオーガニックのエキストラバージを使用。(セイロン島のもの。これおすすめです。)




⑤豆類や他野菜を入れる


お好みの豆類を入れます。ジャガイモなどもこの時でいいと思います。お肉を入れたい人は、別の鍋で炒めた肉をここでいれてください。




⑥味付けのスパイスと塩を入れる


豆にある程度火が通ったら、味付けのスパイスを用意します。コリアンダー(小さじ2)、パプリカ(小さじ2)、ターメリック(小さじ2)、ガラムマサラ(小さじ2)、カイエンヌペッパー(小さじ2)をここで入れます。塩も入れてください



弱火の状態で、入れてください。入れたらよく混ぜてください。



塩やスパイスは味を見ながら適量を追加してください水分が少ない時は、水を適量入れます。スパイスも足りないなと思うとき少しずつ足してください。あとはお好みで。





味が整ったら、これで出来上がりです!ごはんと食べるなり、パンと食べるなり、お肉のソースとしてもいけます。




◎まとめと感想


(1)とうがらし、ローリエ、カルダモン、クローブ、シナモン、コリアンダー、パプリカ、ターメリック、ガラムマサラ、カイエンヌペッパーを買っておきましょう。そのままのホールスパイス、粉状にしたパウダーの2種類売っていますが、ローリエ、カルダモン、クローブ、シナモンに関してはホールが良いです。なければパウダーでも構いません。コリアンダー、パプリカ、ターメリック、ガラムマサラ、カイエンヌペッパーはパウダーのものを。


(2)野菜は、にんにく、しょうが、たまねぎ、にんじん、トマトホール缶があればOK。


(3)油はオリーブオイル(エキストラバージン)が良いです。風味づけにココナッツオイルやバターなどもあるといいかも。


(4)具は、お肉類、豆類、じゃがいもなど何でもOK。


(5)切ったり、炒めたり、煮込んだりで、時間が要するので、週末など余裕のある時がいいかも。


(6)欠点としては、スパイスの香りが家中に匂う(笑)



◎ズボラなあなたには・・・


これらを全て混ぜ込んだカレーパウダー(下記はオーガニックのもの)も販売されています。面倒な時は、野菜や具を炒めた後に、このパウダーとトマトホール缶を入れて煮込めばすぐに出来上がり。これならもっと簡単です。(笑)



是非、手作りカレーをお試しください!お子さんもきっと喜ぶはずです。