静電気と電磁波 | 暮らしに虹をかける会

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いよいよ寒くなってきました。JPHMA認定ホメオパス藤崎です。

静電気の季節ですね~。ドアノブを触って、バチリ、車のドアを触って、バチリ、なっていませんか?



物体は電気的にみるとプラスとマイナスの電気配列で成り立っています。この電気配列のバランスが崩れ、極性が一方に偏るのが帯電した状態で、アースを求めている状態です。主として、2つのものがこすり合わせて発生する摩擦帯電と重ね着した衣類を脱ぐときなど物が離れるときに発生する剥離帯電があります。

この帯電状態、放出されるときに、あのバチリ!と痛いのですが、その痛さだけが問題なのではありません。帯電することで、悪化する私たちの体調に次のようなものがあります。

・免疫力低下

・カルシウム、ビタミンの流出

・血糖値アップ

・ストレス増加

・疲労蓄積

・皮膚病悪化

というワケで、静電気のおこりにくい環境、身体作りが寛容です。

環境的には加湿(室内温度50~60%)をする、アースをとる、そしてプラスチック素材や化学繊維は人体に静電気が帯電しやすく、自然放電しづらいため、天然素材の衣類を纏う、などが良いでしょう。

また、外的要因だけではありません。近年増えてきているといわれるのが血液の酸性化。欧米化した食生活、ストレス、不規則な生活などで、酸性に傾いているとも言われています。

もう一歩すすんで、電磁波の問題。ちなみに静電気が放電するときには、電磁波がほぼ光速の時速10億キロメートルで全身の表面を駆け巡っていくというデータもあるそうですから、電磁波の問題は、この冬の乾燥で静電気が起こりやすい季節はさらに要注意、ということになるでしょう。

電磁波自体の説明はまた別の機会に詳しくしますが、良く言われる、携帯やPC、電子レンジの他にも、屋内配線、電気コード、家電スイッチ、IH、電気カーペット、車のタイヤなども要注意です。電磁波の影響としては、癌、白血病、血圧の変動、行動障害、睡眠障害、そして脳への影響として血液脳関門(大事な脳を守る関所のようなもの)の拡張などもあるようです。

近年では電磁波過敏症という問題もあります。アメリカの医学者ウィリアム・レイ博士によって命名されましたが、その特徴は、最初に目、皮膚、神経に、次に呼吸困難や動機、めまいや吐き気などの症状が顕れるそうです。また、疲労感やうつを伴う頭痛や短期的な記憶喪失、手足のしびれやまひが起こってくる人もいます。その他、下記のような症状が確認されています。

電磁波過敏症の13の症状分類(ウィリアム・レイ博士によるもの)


目の症状:見にくい、目が痛い、目がうずくなど
皮膚の症状:乾燥する、赤くなる、できものなど
鼻の症状:鼻づまり、鼻水など
顔の痛み:顔がほてる、むくむ、水泡、ひりひりする
口の症状:口内炎、メタリックな味がする、歯や頬の痛み
粘膜の症状:乾燥、異常な渇き
頭痛:単なる頭痛のみならず記憶喪失やうつ症状まで
疲労:異常な疲れ、集中力の欠如
めまい:気を失いそうな感覚、吐き気
関節痛:肩こり、腕や関節の痛み
呼吸:呼吸困難、動悸
しびれ:腕や足のしびれ、まひ


いずれにせよ、寒くなってきたこの季節、暖房をつけてホットカーペット使用、電子レンジで温めたものを食べて、携帯しながらPC使用!な~んて、状態にならないように、できることから少しずつ!ですね。