Alea jacta est -5ページ目

のり鉄




ある日曜の午後
かなり疲れていたが家で1日過ごすのはもったいなく思い、行き先も決めずに電車に乗り込んだ

高崎線にのりグリーン車でビールでも飲みながら車窓を眺めようと思ったら思いの外雪をかぶった山が近くに見えて、なんとなく血迷い始めた




高崎に着いたのは15時半頃
とてもここから観光する時間などないのである

しかし疲れていたせいか判断力が狂ってた
何度も何時までに高崎に戻れば帰れるのかをスマフォで確認しながら、同時に無茶はやめとけと自分にいい聞かす




でもどんどん景色が雪深くなるにつれどうでもよくなってくると同時に欲求を叶えてしまおうと思い始める



車窓から見える谷川岳を見た瞬間吹っ切れたのである

幸いにかなり本数の少ないローカル線なのに乗り継ぎも帰りの電車の都合もいいようで



関東の最果て土合駅にたどり着いたのである

ただこの名物の460段の階段を見たくなってしまったのだ



土合駅の階段は、その過酷さから途中途中にベンチが用意されている



しかしこんな薄暗いとこで一人で休憩なんて怖くてできん
そして息もきれまくり何枚撮ってもぶれまくりとにかく過酷だ



階段を昇りきったとこにある通路
一番撮りたかったのはこの通路である
レトロでとても雰囲気がいいのだ








この通路を抜けて改札口を越えると今度は地上にあるのぼりせんのホーム



記録的な雪不足と言われてますが、そこそこありますね



土合駅からは水上行きの電車に乗り水上駅で高崎方面の電車を待つ

周りは仲間たちとスキーやスノボにきた連中がわんさかいる

ちょっとだけ羨ましく思いながら高崎で駅弁を買って、またビールを飲みながら東京に向かうのであった

で、かなり間隔あきましたが
生きてます
以上生存報告です