2017年度の1年間に転倒や誤嚥などの事故で亡くなった入所者が、特別養護老人ホームと介護老人保健施設で少なくとも1547人いたと報告された。厚労省の発表だ。
事故の定義が各施設によって異なるので、もしかしたらこの数字よりも多いのかもしれないと。
ちなみに。
平成29年の交通事故死亡者数は3694人。
平成29年の自殺者数は2万1321人。
平成29年の死亡者数は134万433人。
有識者会議で、「在宅でどれくらいの事故が起きているのか?そうした比較をせずに施設の事故だけを取り上げるのはナンセンス。誤解されないようもっと気をつけるべき」とか、「数字だけが1人歩きすると現場が萎縮してしまう。リスクがあることはなるべくやらせない、という空気が支配しないよう配慮すべき。入所者の尊厳を重視したケアの実践が難しくなる」とか言われたと。
お偉いさん方の考えてることは、あたしにはわからないが、少なくとも1547人の方が亡くなったことは事実である。原因はそれぞれ異なるだろうが、調査により「介護事故で亡くなった」とされているのだ。
介護事故の撲滅には努力すべきだと思う。
防ぎきれない事故があることも理解している。
ミスがあれば、二度と同じミスを繰り返さないようにするのは当たり前。
現場が委縮するのは、現場を管理する者のやり方の問題じゃないの?
リスクがあることをやらせないようになるのは、トップの判断かもしれないよね?
誤解って、何の誤解よ?
入所者の尊厳を重視したケアが難しくなる?
ごめんやけど、意味わからん。
数字のせいじゃないじゃない。
大事なことは、どういう事故でお亡くなりになったのか、防ぐことができなかったのか、どうすれば防げるのか、議論することじゃないの?
議論するには、材料が必要で。
統計を取るにも、ルールが必要で。
お偉いさん方は、いちいち事故の内容までわかるわけないんだから、ガイドラインをしっかり作ってくれればいいんじゃないの。
