お昼頃、電車の中で 鏡を見ながら前髪をくしで
整えていたら、お隣に座っていらっしゃった
初老のマダムに、
「マナー違反よ。お化粧はやめましょうね」
と注意されてしまった。
「すみませんι」と一言伝え、恥ずかしげに
そそくさと鏡とくしをしまう私。

その十数分後、乗換えの駅に着いた私が
電車から降りようとした時。
さっき注意して下さったマダムが、
「すみませんね」 と一言
苦く微笑みながら、私に言って下さった。
私も咄嗟に頭を下げ、そのまま電車を降りたけれど…。
私が悪いのに、本当に申し訳無い…。
もしかあのマダムは、私に注意して下さってから
私が駅で降りるまで、注意したことを気にかけて
らっしゃったのかもしれない。
日常で気にかかる些細なマナー違反のひとつに
勇気を持って一声かけて下さったマダムの心遣い。
心の中で敬礼っ。
気をつけまーすっ(´ω`;;)