今年になってから、国が太陽光発電の電気を、ドイツと同様、買い取るという議論がいろいろと行われています。設置については、補助金が復活したのですが、国の補助金は、この3月末までで終わってしまうようです。なんで、こんな短い期間しかやらないんでしょうね?
東京都については、1KWあたり10万円の補助が出るようなので、5KWの発電機を設置すると50万円補助がでます。さらに、先週、なんと渋谷区では、設置後の売電で、1KWHあたり30円上乗せして電気を買ってくれるという発表をしたようです。
現在でも、東京電力は、確か22円/KWHで売電を受けていると思いますが、これに30円が上乗せになるので、約50円/KWHとなります。
もし、太陽光発電を導入すると、だいたい、5KWの太陽光発電機は250万円くらいかかるといわれていますので、これが、補助金で、200万円となります。
次に年間の売電額ですが、補助金なしで、12万円/年くらいになると言われていますので、補助金を入れると25万円/年程度になります。そうすると、200万円の投資で、年間25万円の運用益が入ります。なんと、12%程度の利回りとなるではありませんか。
設備が20年程度使えるとすれば、年間の償却額は10万円。運用益25万円-償却10万円=15万円/年となり、実質的にも7%程度の利回りは期待できます。
もちろん、CO2削減にも貢献できるわけです。現状、株も不動産投資も難しい状況なので、もし、お金がある人は、太陽光発電投資をやったらどうでしょう。
うちは、マンションなので、残念ながら難しい。。。
最近は、太陽光発電+エコキュート(ヒートポンプ型給湯)という組み合わせが、かなり普及しているようですが、旭化成は、さらに、地中型エコキュートというシステムも販売しています。これは、地中の温度は、夏は涼しく、冬は暖かいということで、外気との熱交換をするのではなく、地中で熱交換をしてしまうという優れ物。夏のあのエアコンから出る熱風が消えるわけです。
日本もグリーン・ニューディールができそうかな?