くぷくぷを1歳の予防接種に連れて行きました。

元々は4月の誕生日直後に予定されていたのですが、
Chest infectionで抗生物質を飲んでいたため、
数週間ずらしてもらいました。
くぷくぷは体も小さいし
色々な器官の成長もゆっくりなので、
遅らせてもらえて良かったなぁ。
もう数カ月遅らせてくれても
いいくらいだけどね。いひひ。ニヒヒ

午前中はソーシャルワーカーや
ヘルスビジター、
それにIndependent reviewerがうちに来て、
LAC (Looked After Child) Review という
児童保護と養子縁組のプロセスが
適切に行われているかをチェックする
ミーティングの予定が組まれていたので、
ちゅみちゅみも仕事を途中で抜け出して
LACレビューと予防接種に来てくれました。

LACレビューは
医療関係のもどかしさ以外は
くぷくぷもハッピーそうだし、
ゆっくりだけど着実に成長しているし、
私たち夫婦も最高にハッピーだし、
法的手続き関連も着々と進んでいるので、
今後のBirth familyとのコンタクトの方法などを
確認して和やかに終了しました。


そして家族三人で病院での予防接種へ。
待合室にいる時から
赤ちゃんがギャンギャン泣いてるのが
聞こえてきていて、
キョトンとしているくぷくぷよりも
私のほうがドキドキ。

そしてくぷくぷの名前が
電光掲示板に現れたので
部屋に入ると、
おじいちゃん医師が
「今日は予防接種を4本打ちますよー。
熱が出るかもしれないので
帰ったらカルポルを飲ませてね。
あと、1週間から10日後位に
具合が悪くなるかもしれないけど、
それはワクチンが効いてる証拠だから
慌てずカルポルで熱に対処してね。」
と軽ーく教えてくれました。

そして横で準備していたナース二人の方に
振り向くと
「はーい、じゃあ太腿に打つので
ズボンだけ下ろしてねー。」ニコニコ
とニッコリ。

そしてズボンを脱がされ、
ちゅみちゅみにギューッと抱っこされて
怪訝な顔をするくぷくぷの右腿に、
一言も口を利かず黙々と準備していたナースが


ブスリッ!


と長さ5-6cmはあるぶっとい注射針を
直角に深々と突き刺したのです!!! ポーンポーンポーン

えええー、予防接種の針って
そんなぶっといのーーー???
しかもそんな角度で
か細いくぷくぷの腿に突き刺したら
骨まで届いちゃうんじゃないのぉおおおお?!!
 

ヒギャァァァァッ!!! えーんえーんえーん

当然ながら、火がついたように大泣きするくぷくぷ。
そんなくぷくぷの泣き声をよそに、
同じ腿の少し下の位置に
もう一本

ブスリッ!!!
ンギャーーーーーー!!!! えーんえーんえーん


「はい、向き変えてー!」

そして左腿にも

ブスリッ!!!
ギャオーーーーーーー!!!! えーんえーんえーん

ブスリッ!!!
ウギャオーーーーーー!!!! えーんえーんえーん

4本全部打ち終わった時には
かわいそうでかわいそうで、
私も涙がブワーンと出てしまっていました。

「うえーん、良く頑張った、頑張ったねぇ!!」えーんえーんえーん

ジタバタとちゅみちゅみの腕の中から
私に向かって手を伸ばすくぷくぷ。
奪い取るように抱き締めて、
いっぱいいっぱい
いい子いい子してあげました。笑い泣き

日本の予防接種も、
あんなぶっとくて長い針を使うのかなぁ??

家に帰っておむつを替えると、
一番最初の刺し傷からは
絆創膏では足りないくらいの
結構な量の出血をしたようで、
レギンスにも血がベットリ。
透き通るような白い肌は
丸ーく青黒い内出血になっていました…。

ええー、やっぱり動脈とか骨とか突き刺しちゃってんじゃないのー???

痛々しい両足を見て
また悲しくなってしまった私は
「痛かったねぇ。ごめんね。
よく頑張ったねぇ。偉かったねぇ。」
と、ベソベソ泣きながら
くぷくぷを胸に抱いて
お昼寝させたのでした。

もうこんな痛い思いさせたくないなぁ…。
予防接種ってあと何回あるんだろう… ショボーン


イギリスの予防接種、恐るべし...。滝汗滝汗滝汗