キャンディーズの解散コンサートをテレビで見て、ファンの熱狂ぶりに驚いたくらっちです。

キャンディーズといえば「普通の女の子に戻りたい」
って有名なフレーズがあるけれど、
歌ってるときもいい意味で普通の女の子だったんだなぁと思いましたね。
変に気取らずファンに明るく語りかけるのをみて、とても親しみが湧きました。

自分が生まれる前のことなのに、
なぜか懐かしさをみたいなものを感じたのは気のせいでしょうかねぇ。


それはそうと、
今日は最近気になっていた
「阪急電車-片道15分の奇跡」
の映画を見てきました。

阪急電車ってレトロな感じがいいですね。
あのえんじ色が昭和な雰囲気を出してる気がして安らぎます。

電車マニアじゃないけれど、運転手目線のアングルや
独特のアナウンスなどの映像もあってお得な気分です。

ストーリーは
中谷美紀さん演じるOL、他何人もの出演者が
それぞれの悩みを抱えている所から始まります。

人はそれぞれ他人にはいえない、いってもなかなかわかってもらえない悩みってあるもんなんですね。
その悩みがたまたま同じ電車に乗り合わせた人とのやりとりがきっかけで吹っ切れるなんて、
映画のサブタイトルにもある通りそれって奇跡なんじゃないでしょうか。
偶然出会った人といつのまにか心通わせ合い、
その場限りの関係を楽しむってのも素敵です。

特別ここがサプライズってシーンはなく淡々と進むのだけれど、
見終わった後、心温まり、とてもすがすがしく、
人と人との繋がりを大切に思える良い作品だなぁと感じました。

「悪くないよね、この世界も。」
中谷美紀さんが最後にいった言葉。
苦悩を乗り越えてきた人のいう言葉だけに深みがありました。

それに宮本信子さんの
「泣くのはいい、でも自分で涙を止められる女になりなさい。」
ってセリフは名言ですね。
さすが年齢を重ねてきた人のいうことはひとあじ違います。

そうそう、
中谷美紀さんの純白ドレス姿は必見ですね。
文句のつけようがないくらいお美しかったです。
キャサリンさんにも全然引けをとらない位☆


全く他人同士が乗り合わせる電車内の空間。
今後は今までとは違った気持ちで過ごせそうです。

知る人ぞ知る東武越生線も映画になったらいいのになと思ったくらっちでした(笑)