船の縁から覗き込んだ海は、

決して同じ顔をとどめない、生まれ続ける存在でした。


白い泡は、形になろうとして、

すぐにそれをやめる。

線になりかけてはほどけ、

塊になりかけては溶け、

まるで「かたち」という約束を拒むように、自由そのものとして揺れている。


船が進んだ証だけが、

一瞬、海の表面に刻まれる。

けれどそれも、

海は何も持ち帰らない。


ただ、ゆらめきだけが残り、

動きだけが存在し、

存在はすぐに、次の存在へとほどけていく。


見ている私の内側もまた、

同じように、

かたちにならない何かとして、

静かに、深く、揺れていた。


それを見つめていると、

胸の奥にあった小さな境界線までもが、

波にやさしく溶かされていくようで、

私は私のまま、どこまでも自由でいていいのだと、

言葉にならない安心が、静かに満ちていく。


それは、

とどまらないものの美しさに触れた瞬間の、

ひらかれていく心の動き。


これが、今日のクオリア。 🌊✨


船の後ろでほどけ続ける波のように、

わたしの中のクオリアも、毎回ちがう表情で現れて、

その瞬間だけの真実をそっと見せてくれる。


同じ海でも、同じ自分でも、

二度と同じ揺れは訪れない。

だからこそ、今日わたしが見たそのゆらめきは、宇宙にひとつだけの「今」の結晶✨


今日の私のクオリアです。


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