男根は女陰を求めており
女陰は男根を求めている
そのことに素直であるべきです
肉体を駆使して
肉体に没頭してみて解ることは
人間が
肉として顕れた
霊であること
であるかもしれません
肉であり
霊である
人間にとっての結合
その欲望を満たす時
生命は激しくのけぞり
忘我の至福は
神の一撃のごとく
人間を痙攣させるでしょう
水という水は体から溢れ
永劫の謎の中に
その全体性の中に
一瞬
霊を解き放ち
その輝きを
垣間見せるのです
女陰は開き
男根は突き立てる
肉と
霊は
そのことに
素直であるべきです