起立性調節障害は治る!!

起立性調節障害は治る!!

起立性調節障害に苦しむ子を持つ方への
 希望の光を見出すほんの少しの足がかりにでもなりたい。

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前回から随分あいだがあいてしまいました。

 

今回は息子の近況です。

進学希望の高校生の夏休みは短い。お盆を挟んで実質二週間くらいです。

 

実は、6月中旬あたりから「4月、5月の頃と違って少しキツイ」と言いだしました。

朝は、私が抱えて起こしているのが現状です。

だからと云って学校を休むわけでも、部活を休むわけではない!

キツかったら部活休めば!と言えば、「部活は気分転換!」なのだとか。

 

家族で楽しみにしていた、夏の我が家の恒例のキャンプの予定の日が

不運にも部活の合宿と重なり、本人も残念そうにしていたので

「3泊の合宿無理でしょ?キャンプ行こう!」と“強く”誘ったのですが、当然合宿に行きました。

 

起立性調節障害の真っ只中の頃、疲れていると凄く不機嫌になっていたので

合宿から帰って来ると不機嫌だろうと構えていましたが、案外ケロッとしていて驚きました。

結構走らされて「疲れた!」を連発していたのに。

          うぅ~ん・・・解らん!

 

で、昨日、久々に息子を叱りつけました。

学校行って、部活して帰ってきてスマホで二時間ゲーム!

来週はテストもあるから勉強しなきゃ!って自分で言ってたくせに!!

 

で、私がいつまでゲーム?勉強は?と言うと・・・。

ゲームしながら「やる気が起きないんだよね~」って。

ブチ切れてスマホ取り上げてやりました!!

なんかゴチャゴチャ言ってましたが、「キツかったら早く寝ろ!」って言ってやりました。

 

きっと最近は本調子ではないんだと思う。特に朝はキツいんだと思う。

それは解ってる。でも、キツいって言葉を免罪符にして欲しくない!

 

 

もしかしたら・・・

またあの頃のように・・・

 そんな事が頭をよぎるのは事実ですが。

 

   そんな時は

      大丈夫っ!起立性調節障害は治るっ!!

           そう自分に言い聞かせています。

 

PS.ブログのタイトル・・・看板に偽り有りになってしまっています。

 

 

 

前回の「最低の父親」が私のこのブログの最大のネタでした。

言わずもがなですが、「殺す」とまで言ったものの当然「最愛の息子」です。

 

あのドン底の当時、昼夜逆転した息子は隣りで眠る私を起こさないように、夜中に布団から抜け出しリビングへ。

 電気も付けないで、ボリュームを小さくしてTVを見て居る息子を、初めて見た時の光景は忘れられません。

 

「眠れないなら一緒にゲームしよう!」そう言って、夜中に毎日スーパーマリオをするようになった。

お互いにゲームのセンスは無くて、なかなか先に進めなかった(笑)

そして、少しでも眠れるようにウォーキングをするようになった。

 

ウォーキングをするようになって少しづつ眠れるようになり、夜中のゲームは1ヶ月程で終了。

ウォーキングは7月から翌年の2月まで続いた。

それと並行して、息子の読んでいるマンガを私が読み。

私の奨めるマンガを息子が読んで、出来る限り親子の会話を増やすようにした。

とにもかくにも、息子を独りにさせない事を心掛けていました。

 

 

そんなある日、お客さんに「頑張ってるね!良いお父さんだね!」と言われ

「いやいや、そんな事は無いですよ!叩いたり、蹴ったりする事もあるんですから」と正直に返すと

・・・叱られました!その方のお子さんも何か事情を抱えていましたから

そんな方に叱られて、目が覚めました!

そして、もう叩かない、蹴らないと決めました。

 

※頻繁に叩いてたわけじゃありません、私自信、病気を受け入れていましたから。

しかし・・・私が怒ればシャンとするんじゃないかという期待もありましたから・・・。

 

 

そして、いま思うと、この時期が私達家族の転換期だったような気がします。

 

※いつになく、まとまりの無い文章になりました。(恥ずかしいw)

 

   大丈夫っ!起立性調節障害は治りますっ!!

 

 

 

 

 

 

前回からまた間があいてしまった。

前回の続きの後篇です。

 

BARONさんのブログを息子に読ませて、「解ってあげられて居なかった事」を謝りましたが、

それともう一つ謝った事があります。(一度は謝っていますが、改めて謝りました)

 

今回の記事は完全なる私の当時の偏見です。

気分を害される方がいらっしゃると思いますが

どうか子供を真剣に愛するあまりの言動だと思いお許しください。

 

中学一年の夏休みの事です。

6月末の期末テストの為に登校したっきり、皆より先に夏休みに突入。

 学校に行ってない引け目なのか遊びにも出ない。昼夜逆転も始まり引籠り状態に。

何を言っても話しても「うん・・・」「別に・・・」返事はこんな感じ。

こんなだから私と家内に「ちゃんと聞いてる?」「どうしたい?何考えてる?」と、うるさく言われる。

息子は口数も減り、表情も乏しくなっていた。

 

この時期は家の中の雰囲気はもうホント最悪!

(家の中の空気が暗くて重い感覚)

起立性調節障害で引き籠り。もう私もどうしたら良いかわからず・・・。

最悪な事ばかりを想像していました。

 

「あれも欲しい、これも欲しい!贅沢したい!」生きてれば欲求はある。

でも、このころ初めて、家族の笑顔があれば何も要らないと思いました。

家族の皆が健康で笑って過ごすと云う、そんな些細な事が幸せなんだと思った。

 少し前まではうちもそんな家族だったのに・・・。

今は自分の描いていた家族像とは似ても似つかない!

 

何の為に結婚をして、子供をもうけて、なんの為に仕事をしているのか?

結婚しなければこんなに苦しまなくて済んだのに・・・。

  もう、家族を捨てて一人で逃げ出そうか!

    一人で面白おかしく生きていこうか!こんな事を頻繁に考える。

 でもいつも最後は、どこに逃げても「(息子を)忘れられるわけじゃない・・・だったらココで頑張らないと」

(当時、そうは思ってなかったけど、もうこの頃は私も病んでいたように思います。)

 

そんなある日の事。

鬱々と悶々としている息子に家内が「どこかに遊びに行ったら?」的な事を言って

それを言われた息子の態度に家内が腹をたてて・・・。

それを諌める為に間に入った私だったが・・・。

息子の態度が何か残念なように感じて(今となってはどうしてか解らない)

 ネジが飛んでしまったのか、癇癪なのか・・・

親として、と云うより人として最悪の事を言ってしまいました。

 

それは、「一人で逃げようか」と考えると同時に、最近よく考えている事でした。

その時の息子の様子を見て、私は覚悟を決めました。

 

「○○(息子の名前)、このまま家から出ないのか?いつまで出ないんだ?

  出ないなら出ないで良い。大切な時間を家に引き籠って無駄にするならそれで良い。

 同級生が高校を卒業するまでは面倒をみてやる、ご飯も食べさせてやる。

  これから6年間は親としての責任は果たす。でも高校の卒業式の日にお前を殺す!

引き籠って生きて何が幸せな事がある?楽しい青春時代の思い出も作れず・・・

   ただ時間を浪費して、ただ歳を重ねて・・・20歳になり30歳になり。

 引き籠って居たら幸せを感じる事は無い!

  TVゲームをクリアしたら、ゲームで新しい武器を手に入れたらそれは幸せか?

     父さんはそうは思わない!

 6年間引き籠って7年目に外にでれるのか?6年間引き籠ったら7年8年10年引き籠って

  10年になり20年に・・・。

そんな人生なら生きてる意味は無い!だからタイムリミットは高校の卒業式!

  ただ、お前一人では行かせない!父さんも一緒に行く。お前を殺してから父さんも首を吊る。

そのつもりで居ろ!覚悟して引き篭もれ」

 

殆んど当時言ったままです。どんな事を言ったか忘れてません。

何度も何度も繰り返し考えて居た事ですから。

 

病気になってから息子とは何度も何時間も話しをしていましたが、100の言葉より

一つの覚悟をみせようと思ったのは事実ですが・・・。

言って良い事ではなかったと思います。完全に追い込まれて居たんだと思います。

たった一か月程の引き籠りでしたが、不安で仕方なくて・・・。

それで考えていた事が、逃げよう!だとか、殺すだとか・・・最低の父親です。

 

そして先日、息子に謝ると「うぅ~ん、忘れた」と一言。

きっと息子なりの優しさで、忘れたフリをしてくれたんだと思います。

 

PS 今はこの時の私の考えは100パーセント間違っていたと思います。

  気分を害された方には謝罪いたします。

 

 

 

 

 

先日、リブログさせていただいたBARONさんのブログ。

あれを読んで、BARONさんと息子、それに現在おなじ様に起立性調節障害に苦しむ子供達を思い涙が出る思いでした。

 当時のBARONさんの心境はある程度私の想定内。「やっぱりそうだったんだ」と云う事が殆んどでした。

 息子にも読ませて「こんな感じだった?」と聞くと、「死にたいとまでは思わなかったけど、だいたい同じ」と言ってました。

 

(BARONさんのブログを読んで)私が一つだけ大きく間違っていた事がありました。

それは、(主に)中学一年の頃の朝の親子のやり取りで「学校に行かない!」と、泣いて主張する息子のそれを私は

「泣くほど学校に行きたくないのか?!」と思って居た事でした。

 でもそうじゃなかったんです。

 あの涙は(こんなに体がキツイのに学校無理だよ!それなのに学校に行けっていうの!)

 「どうして解ってくれないの!!」って事だったんです!それに今更気付いた。

 

その事を息子に確認すると「そうだよ!そのとおりだよ!!」と言われた。

 

解ってるつもりだった!息子の信頼を得ているつもりだった!

 昼夜逆転している時期は眠くなるまで二人でスーパーマリオをして。

昼夜逆転の改善の為に雨が降らない限り二人で夜のウォーキングをして。

 一緒に漫画を読んで・・・。たくさん話しをしてたから。

 何より、幼い頃から母親より父親だったし・・・。

 

「でも、どうしてそれを言ってくれなかったの?」と私が聞くと

「言っても無駄だったでしょ?だったら面倒くさいから言わなかった」と言われた。

 

 確かに何を言われても・・・大人の価値観、親の理屈で子供の主張をねじ伏せたかもしれない。

 息子はそれを解ってた・・・。

 

息子の涙の理由に気付けなかった事、そして息子に信頼されて居なかった事がダブルでショック。

   全然良い父親じゃなかった!!

だって一番辛い時に解ってあげられないんですから!!最低の父親です。

 

でも・・・渦中に居ると人はこんなものかもしれない。(言い訳の一つくらいさせてくれ)

そして、解ってあげられなかった事については、ちゃんと謝りました。

 

起立性調節障害の子供をお持ちの皆さん!

  子供の涙の理由、反抗的な態度、言動は「どうして解ってくれないんだ!」って事かもしれません。

(皆さんは解ってる?解らなかったのは私だけ?)     

 

 焦らないで!治るから!!

   大丈夫っ!起立性調節障害は治ります!!

  いつも「いいね」してくださるBARONさんのブログの記事をリブログさせていただきます。

BARONさんのように当事者の声が聞けたら、私のブログは存在意義が無いように思います。
読んだ事の無い方は読んでみてください。