※知人の死について書きます。
不安を感じる方は読むのを控えられてください。
わたしが小学生の頃、ご飯を食べに行くのがうれしい場所がありました。
母の同級生が夫婦でやっている中華料理屋さん。
漫画がたくさん置いてあるその場所でにこにこいつも接客してくれるおばさん。
そこで食べる甘いたれのかかった天津飯がわたしは大好きでした。
ご主人が体調をこわし、残念ながらお店は閉めてしまいました。わたしがそのお店に行くこともなくなりました。
少し前に、おばさんが子宮癌であることを聞きました。おばさんは、毎年小さいクリニックで定期検診を受けていたのにも関わらず、気づいたときには末期だったようです。子宮癌の進行とはそれほど早いようです。
わたしの母は、明るく、友達が多いです。
その中でも、おばさんを含めた同級生グループが母の親友でした。
母は、毎日毎日、おばさんの入院先に通いました。癌封じのお守りを買いに他の県まで行きました。
そのおばさんのお通夜が今日あります。
おばさんは入院中、まだ意識があったときに「リコリスちゃんは大丈夫なの?かわいそうだね。」と、わたしの心配をしてくれたそうです。
お見舞いに行きたかった。
でも、おばさんは家族と母以外に誰にも会いたがらなかったそうです。
わたしは祈ることしかできませんでした。
目の前で弱っていく親友をみて。
それでも毎日、病院に行っていた母はとてもつらかったと思います。
人はいつ死ぬかわかりません。
わたしだって明日死なない保証はありません。母も…。
やっぱり母に孫を抱かせてあげたいです。
おばさんといちるがお空で会って、わたしの分まで抱っこしてくれているといいな。
優しいおばさん。
わたしの心配をしてくれてありがとう。
助けられた命、1日1日を大切に生きていきます。