横山 秀夫
動機

今一番、好きな作家です。

本当に面白い。奥が深いです。


短編4作が収録されています。

『動機』

『逆転の夏』

『ネタ元』

『密室の人』

警察官、殺人の前科者、新聞記者、裁判官とそれぞれ主人公が異なりますが

立場こそ違えど人間の深層心理は皆同じものだと・・・


どの作品も読み応えがあり、大変満足しました。

人間の心の弱さと、それを許す心の強さが描かれています。

特に『逆転の夏』のラスト切なすぎて、泣いてしまいました。



奥田 英朗
マドンナ

ガールは30代の独身女性の話しでしたが

こちらは中年サラリーマンが主人公のお話です。


短編5話で、どの作品も面白かったですが

私は表題作の『マドンナ』と『ボス』が良かったです。


私はおじさんではありませんので共感する部分はありませんが

男性の心理がとてもよく伝わってきました。

恋するおじさんも結構かわいいですね。

でもやっぱり妄想でやめておいたほうがいいよね。







東野 圭吾
パラレルワールド・ラブストーリー

『パラレルワールド』

現在自分が生活している世界とは別の世界にもう一人の自分が存在する世界のこと。


矛盾した二つの物語が並行して進んで行きます。

どちらの世界が真実なのか・・・


『記憶の改編』がテーマになっていて、

推理小説と言うよりは、恋愛小説に近いかな。

真相に気が付いたところから、最後はなんとなく予想できたけど

悲しい結末でした。