「ごめんなさいっ!」
…。
もうこれしか言えなかった。
自分がどうしたいか。なんて考えると、次から次と困惑する。
「支える?」望まれていないかもしれないのに?
「力になる?」何ができるの?
「マネージャー?」
…一体何をすれば?
次の日、昼休みにマサルが誘ってきた。
「今日、ヒマ?部活遊びに来てよ。」
目を見たら優しい目だった。
そういえば、最近、目をそらす様なことが多かったからあんまりマジマジと
目を合わすことが無かった。
「遊びになんか行けないよ。」
そう、当たり前に返した。
「先輩、待ってるよ?」
…先輩?言わされてる?誰が自分を必要としている?
…あ゛~もおぅ、この発想がいかんっ!
「マサルの邪魔になるから行かない。バイトあるし。」
そんな答えを返した。
「そ。か。」
少し拗ねた様な、怪訝な様な表情でマサルは部室へ向かって行った。
「ごめんなさい…。」
素直に気づいた。
マサルに恋してるのかも。
いや、こんなんが「恋でしょ。」
認めちゃうけど…
ここら辺からかな。
自分の毎日が変わってきたのは。
