今日はもう一頭の3歳馬ロックドゥカンブについて。ロックドゥカンブは普通の馬より半年産まれるのが遅い南半球産まれの3歳馬です。日本の馬にするとまだ3歳の春に値します。それで菊花賞を後方馬群にいながら直線では縫うように押し上げ3着しました。3歳春同然の力であのレースができるのだから力はあります。しかし今回は歴戦の古馬が相手。現状ではアサクサキングスにすら完敗しています。そのアサクサキングスはウオッカに全く歯が立ちませんでした。この馬が良くなるのは来年でしょう。現状(3歳春の力)では勝ち切るまでは難しいのではないでしょうか。名手キネーンが騎乗し人気しそうですが強く押すことは出来ません。
今年は3歳牝馬ウオッカとダイワスカーレットが出てきます。果たして狙えるのかどうか?
ウオッカはこの秋追い込み届かず3、4着に負けています。交わすかの勢いのところで脚が止まっています。順調ではなかったのもありますが恐らくケガをした脚をまだ気にしているのでしょう。春のウオッカならまとめて料理できているはずです。対してダイワスカーレット長くいい脚を使う馬ですがこの秋もその武器を十分に発揮し勝ち星を重ねています。そう、ダイワスカーレットは脚が止まらないのです。普通の馬は先行して長くいい脚をつかっても最後の200mは止まってしまいます。しかしダイワスカーレットの場合は止まらないのです。なので先行して33秒台のタイムが出るのです。馬体構造からも中山2500は大丈夫でしょう。最後止まってしまうウオッカよりも止まらないダイワスカーレットのが面白いと思います。
今週は有馬記念!ついに今年もグランプリの季節がやって来ました!一週前追い切りを含めた有力馬をチェックしていきます!

メイショウサムソン
さすがに前走後は疲れが出たが先週辺りから疲れも抜けて気配を出すようになってきた。グランプリ制覇に向けて不安はない。

ウオッカ
重量感が出てきて毛色を濃く見せている。今秋一番の出来で出られるのは間違いないが前走の内容が・・・
ポップロック
秋4走目でさすがに前走以上は見込めないがいい意味で状態はキープしている。
ダイワスカーレット
毛色が薄くなるも馬体の張り増し好調キープ。好勝負必至。