続き
ガタガタとひどい道を揺られること約1時間。
目的地である
扎龙国家级自然保护区
へ到着!!
葦(アシ)がどこまでも果てしなく続いています。
空もきれいで、風も穏やか、絶好の散策日和でした。
ここは、貴重なタンチョウヅルの保護区でもあります。
世界に今タンチョウヅルは、2000匹程度しかいないそうです。
そのうち、400匹程度がここにいるとのこと。
この巨大なヘンテコな建物が、
タンチョウヅル博物館並びに飼育場所のようです。
卵をモチーフにでもしたのでしょうか?
川なのか、湖なのかはよく分かりませんが、
水の透明度はかなり高かったです。
久々に登場!ださいですね~
葦の茂みに主役の鶴登場!!
皆興奮しながら、カメラを片手に駆け寄っていく。
人間に慣れてるのか、全く逃げない。
むしろ近寄ってきた!!
優雅なイメージは一瞬にして消え去りました。
「クェ~~~ッ!!クェ~~~ッツ!」
奇声を上げ、観衆の連れてきた小型犬を追いまわし始めた。
怖い!もはや怪鳥です。
午後2時から、少し広い場所で、
タンチョウヅルの放鳥ショーがあるらしい。
H先生とも大分慣れてきました。
湿地の中にいる小魚を見つけて、和やかにおしゃべり。
中国語の先生なので、葦(アシ)を中国語で何と言うのか聞きました。
「…芦苇(ルーウェイ)」
ルーウェイか、なんかかわいい響きですね。
調子に乗って、蒲(ガマ)は何て言うんですかと聞くも、
「あなたの言っているのは、『竹』ね。パンダが食べるエサよ」
違うんですけど…。
放鳥の丘へ到着。
放鳥の舞台に陣取る人々。
ツルがくるぞ~の合図!
来た!!
クェ~~ッ!
ツルは飛んでいる姿が美しいのだが、あまり飛んでくれない。
飼育係のおっさんが、無理やり飛ばそうと、追いかけ回し始めた。
世界に2000匹しかいない、宝の鶏を・・・
おっさん「トゥトゥトゥトゥッ~!」
変な棒きれを持って、追いかける姿が面白過ぎる。腹痛い…
動物虐待ショーが終わり、最後は小舟に乗り、
船上から湿地を眺める。
生命力の強い葦(アシ)と、黒い水面が印象に残りました。
実はこの時、詩を作ったのですが、
これは訳あって非公開といたします…。
この糞みたいなブログも、おそらく次回が最終回です!