給食センターを民営化する取り組みは、各地の自治体で行われている。それ自体、経費節減になる取り組みで問題はない。
しかし、その委託する企業を決める入札に問題がある。
永見市政は、わざわざ建物建設と給食事業を一括した入札条件で業者の募集を行っている。
これでは、中小企業がほとんどの給食事業者(又は食品加工会社)は、入札できない。当然のように上場会社でカラオケで有名なシダックス1社だけの入札になった。
多くの自治体では、このような場合、建物と給食事業を別々に分けて入札を行う。
1社入札なら競争原理が働かず、高値(63億円)で事業を委託することになる。
今回も市議会議員は、なぜチェックできなかったのか?
入札についての一般常識がないのか?
税金のムダ使いをチェックする意識がないのか?
権限を持つものは、常に不正を行う可能性がある。チェックすべき市議会議員が本来の仕事をしなければ、ムダに税金が使われるばかりになる。
子どもたちの健康を作る給食が正しく提供されるのか?
大企業のシダックスに委託すると加工品ばかりにならないのか?
現在の市議会議員に多くを期待することは、できない。