普段こういう感想をちゃんと書くということはやっていないんですが(書き上げる前に気持ちが下がってしまうというめんどくさがり)、今回はどうしても書きたい気持ちが押されられす、全曲感想を書きました。
この記事は、後で見返してみて、当時と比べてどういう心境の変化があったかを振り返るため、言うならば「自分自身のため」に書きました。なので、他の人がどう思うかはそこまで考えていません。
なので、「いやいや、その理解はぬるすぎだろ」「そんな美菜子は望んでねーよ」みたいな感想もあると思います。
そんなもの見たくない、て方はここで閉じてもらって大丈夫です。
というわけで、全曲感想を書いていきます。
1. 唇にWasp
ガールズロックバンドのアンセム曲、というのが最初の印象です。ただ、自分への戒めを書いたこの曲がなぜ、EPの先頭なのか初めは疑問に思いました。
何回か聞き込んで感じたのは、「彼女の戒めでもあり、それでも前に進んでいく決意を示した一曲」という解釈でした。そう考えると、これが1曲目になると思います。
僕が思う、この曲一番のポイントは、サビが全部英語詩であること。実は発売まで気づいてませんでした(発売前の視聴では、メロディーに意識を持ってかれたので、歌詞をそこまで気にしてなかったです)
emotionが出たぐらい?から「美菜子さん、英語曲を歌ってくれ」といろんな人に言っており、ラジオとか企画のメールにも何度か投稿したくらい、僕は望んでました。
※探したら、Twitterでも言ってたらしい↓
いろんな人に何回も言ってきたと思うけど、
— 國村@Get it Get it Go! (@kunimura_0920) 2019年4月4日
One day show up でみなこしゃんが洋楽を歌ってくれることを僕は期待しています。
昼に男性ボーカル曲、夜に女性ボーカル曲、みたいな。(というかマイリー・サイラスを歌ってほしい
期待通りの曲になってました。英語の歌い方が純粋に綺麗で心地よい。そして、これは狙ってたものだと思いますけど、英語の歌詞が繰り返しになってることで、フレーズが耳に残りやすいです。有名だと言われる洋楽には、サビが全部同じとかはよくある印象です。
"○ should think about △ before saying something"
美菜子さん自身も洋楽をよく聞き込んでいるので感じてたと思いますが、どういうフレーズがファンにとって聴きやすくなるかを考えた結果、"フレーズの部分的な繰り返し"を詩にはめたたんだと思います。
言うだけタダのつもりで何年も言ってたことが叶ってしまい、こんなに嬉しいことがあるんですか。BIG LOVE!!
夢物語だと思ってた「洋楽カバー曲のリリース」、本気で期待してもいいですかね? (金銭と権利の問題がレベチは承知のすけ)
やってくれるなら、マイリー・サイラスとエド・シーラン 入れてほしいな、ていう願望。
2. Sense of Wonder
先に書きますと、本EPの中では僕の一番推し曲です。今後への期待(伸びしろ)の部分が大きいですが。
アタマのデジタル音で一気に引き込まれるイントロ。寿ダンス曲の中でも、"静"から"動"へここまで振り切った曲は、これまでのソロ楽曲ではなかったはずです。
今までのダンス曲の完成度から、いわゆるEDM(と僕は捉えてます)は、絶対に表現できるジャンルと思っていましたが、思った通りでした。ライブでバッキバキに踊る姿が目に浮かぶし、本人もそれを見据えて詩を書いた一曲のように感じます。ちなみに、この曲の僕のイメージは、三浦大知くんでした。
こういう曲、ハマる人とそうでない人がはっきり分かれる印象なのですが、美菜子さんには間違いなくハマってます。個人的に、ゴリゴリEDMナンバーを歌ってほしいと何年も前から思っていて、これが今の私のダンスナンバーと言える一曲になったんじゃないでしょうか。 だからこそ、もっと電子サウンドに寄った曲でもよかったかな?とも思います。
歌詞に目を向けると、英語のワードセンスが秀逸すぎてアレよ、アレ。
"make sense"、日本語一言で書くと「なるほど(理解した)」という意味で、その疑問形 "Does it make sense?" =「わかる?」となるわけです。ライブで、ちょっと上から目線かつキメ顔で"Does it make sense?" って、言われたいですねぇ。(にやり)
調べていくと、ネイティブの人たちはこのフレーズは当たり前に言うらしく、むしろ同じような意味の"understand" はほとんど使わないんだとか。留学生活の中で培ったネイティブな英語力が歌詞にも存分に発揮されてて、さすが美菜子先生って感じです。
3. DIVE INTO
「ココロスカイ」を意識したような、ド頭からの疾走感。寿ロックが一番詰まっている曲だと感じました。曲ごとの表現力が上がっているけれど、このテイストは彼女からは切り離せないです。ライブでやったら、ずっと飛び続けてるんだろうなー。
「ありったけのありがとう、繰り返していくよ」は、このコロナ禍で当たり前がぶち壊されて、そんな状況でも応援し続けてくれるファンに対して、感謝の気持ちと受け取りました。
今回のEPの中で、一番歌詞に衝撃が走ったのがこの曲です。確か、ラジオでは「推しに沼った自分、好き!! 推し活サイコー!!」みたいなニュアンスで紹介してました。
ただ、ですよ? 「キミ想うワタシ 一番輝いてる それがイイ」は、某若手女性声優がこんな歌詞書いたら、途端にXで炎上じゃないですか(笑)
「恋愛に沼った女性像」を隠してないな(笑)と感じましたし、恋をした人間だからこそ書ける詩だと僕は思ってます。
一応、誤解のないように書くと、僕は推しが恋愛や結婚することには賛成です。なんなら、推しにはどんどん恋をしてもらいたい(失恋もアリ)派です。一番の理由は、恋をしている人間が、表現者としての壁を何枚も乗り越えていく様子を何人も見てきたから。
なので、美菜子さんがご結婚されて、表現者としてプラスに働いたと、この曲で感じました。
もし結婚発表をされてなかったら、「美菜子さん、絶対に恋人いるわ」って思ってたでしょうね(笑)
4. OMAJINAI
ラップを織り混ぜた、曲としては一番挑戦したと思う一曲です。ブラック、ジャズの要素が強めだが、全然違和感がなく、彼女自身の好きな曲を背伸びせず、等身大で表現してるように感じました。
がっつりジャズを聴くことはあまりないせいか、この曲の解像度は自分の中でまだ高くないです。ライブで聴いたときにどう感じるか(化けるか)、ある意味EPの中で一番楽しみにしてます。
初聴きのときから「とても聴き馴染みのある楽曲だなーなんでだろ?」と思ってましたが、ふと舞い降りたのが 椎名林檎さん と 倖田來未さん。(なんでだろうね?)
正直、emotion以前の彼女ではOMAJINAIを歌える姿が想像つかなかったですが、歳を重ねていろんな経験?失敗?をしたから歌えるようになった一曲かと思ってます。
5. Chilling out
力抜いていこう、という思いが曲に詰まっており、昼下がりに聴くと、そのままうたた寝しちゃいそうな、ゆるーっとした一曲。サビに入ってる英語が発音めちゃ綺麗で、それだけでチルできそうですね(小並感)
ロック全開でぶちあげていくぞー!ていう曲は、歌い手としてエネルギー要るのはイメージできますが、全力でリラックスさせようとする曲も実は、歌い手としてはエネルギーが必要なのかなと思ってます。エネルギーをマイナスイオン的な何かに変換するみたいな。その考えでいくと、うたた寝しちゃいそうなくらいマイナスイオンがこの曲から出てるんでしょうか。
…あ、もしかしたら、三期生メンバーのコーラスがマイナスイオンの要因かもしれないですね。
ロックやダンスナンバーが揃った中で、こういう脱力系ナンバーが一つあるだけで、EPとしてのバランスがよくなったと感じました。
6. Golden hour
これは一番最後に書くことを決めてました。この曲は一番最初に聴く機会があったわけですが、少し聴いて感じることと他の楽曲を聞き込んでからフルで感じることが絶対に違うと思ってたので、書くことを温存してました。
決して、トラックの最後にあるから一番最後にした訳じゃナイヨ。
最初に解禁されてMVが上がったときの感想は「ザ 王道、でもかなりポップな曲?」でした。サウンド自体は重みがあるけど、抜けるような疾走感もあって、今回のEPの中で一番万人受けしそうな曲。故に、最初に解禁したのかなと、それくらいの感想でした。
聴き続けていくうちに、「メロディーは王道、キーは邪道」という印象になりました。だって、サビえぐくないすか? ずっと同じキーで歌い続けてるんですよ。こんなポップス、そう多くはないと思います。
そんな難しいメロディーですが、本人曰く「golden hourの景色が見えた」とのことで、ライブではバシッと歌い上げるんでしょう。ワクワクが止まらないですね。
ふう、長かった…。これを書くのに、全部で6時間くらいかかったかな。感情の具体化、やれはするけどまだまだスピードが追い付かないです。
これでもまだ、書き足りないところはあります。ただ、ライブを経て見返すにはちょうどいい分量かなとも思います。
EP全体の印象ですが、僕が望んだテイストの曲をやってくれた という喜びと、まだ表現できたんじゃないか? と思う無念さ が入り交じってます。とはいえ、ライブ前に曲の評価を下すのは早計だと思うので、「EP発売直後の感想」としておきます。
あと、「五感」を連想するワードがたくさんあるなと感じました。これが何を意味するのかはまだ見えてはないけども、ライブ後に見えるものならそこまで待ちましょう。
そんなこんなで、アラサーおじさんの全曲感想を綴ってみましたー