「普通の生活送りたい」/子宮頸がんワクチン副反応勉強会              

                              【宮古毎日新聞】  2017.2.25

沖縄県宮古島市で子宮頸がんワクチン副反応被害者の救済支援活動している方とご縁があり、宮古島で子宮頸がんワクチン副反応勉強会に参加する事になりました。

宮古島空港に到着した日は気温も低く、あいにくの雨、しかも強風o(TωT )
昨日までの天気とはうって変わって…
私の雨女疑惑がますます濃厚に…

早速、支援団体の事務所にお邪魔して被害者の方々ともご挨拶を。
どのお嬢さんも娘と同年代。
街で見かける少女と何も変わらない普通の少女達。
ただ違うのは、HPVワクチン接種後に歩く事が困難になり車椅子を使っていたり、長時間座る事が出来ずに横になったり、時間が経つと倦怠感が増して顔色が悪くなったりしていることです。
そして傍の保護者が疲弊していること。
中には、娘さんが10年前に亡くなったため、お孫さんを育てているおばあちゃんの姿もありました。
そのおばあちゃんは「私が死んでしまったら、寝たきりの孫はどうなるのか?」と声を詰まらせていました。

私達親は、娘にこんな苦しみを与えるためにワクチンを接種させたわけじゃない。この先一生、子宮頸がんにならないためにワクチンを接種させたのです。その時は誰もが疑いもなくそう信じていました。また、そう信じさせられていたのです。

この被害は日本中で起きています。
全国で何らかの健康被害を訴えている人は数千人。声を上げていない人はもっといることでしょう。

被害者の声を、家族の声を聞き、その声を行政へ届け支援へと繋げるべく地道に活動を続けている支援団体の皆さまには本当に感謝てす。
この活動が一団体だけではなく、もっと多くの地域で社会全体として活動していく事が出来たら、被害者救済の道は開けていくのではないでしょうか。

国や行政は、この活動をボランティアの市民団体にさせるのではなく自らがするべきです。
その責任はあるのです。

この勉強会には行政の方も何人も参加されていました。
学校関係の方もいました。
どうか副反応で苦しむ被害者の声を聞いてください。

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