誰にも見せない頭があった
人知れず抜け落ちた髪があった
あの時思い描いた フサフサの頭
何度も何度も諦めかけた育毛の途中
いくつもの日々を超えて 辿り着いた禿がある
育毛は失敗に終わったけれど
気にせずに生きていこう
悔しくて眠れなかった夜があった
怖くて震えていた夜があった
もうダメだと全てが嫌になって
逃げ出そうとした時も
思い出せばこうしてカツラの支えの中で歩いてきた
悲しみや苦しみの先に
それぞれの髪がある さあ行こう
振り返らず走りだせばいい
テカリに満ちた空へ
誰にも見せない頭があった
人知れず抜け落ちた髪があった
いくつもの日々を超えて
辿り着いた禿がある
いくもうは失敗に終わったけれど
気にせずに生きて行こう
終わらないその禿へと
禿の頭に続く架け橋へと
