3人ともこんなに毛深くはなかったけど、小さくてあったかくて柔らかくて、ただただ生まれて来てくれてありがとう…という思いに満たされていた。
それから時は流れ、今思うことは子供は本当に天から送られてきた使いだということ。
子供たちに気付かせてもらうこと、学ばせてもらうことは天の采配としか思えない。
外見はすっかりおっさんになってしまった息子の言動にハッとするとき、心の中で「ありがとう、おっさん天使…」と呟くのである。
娘が16歳のとき、私の誕生日に娘が初めて書いた小説を贈ってくれた。
タイトルは「椿」

娘が不登校になり、中学の卒業式も出れず、それから高校に進んだがやはりとても苦しんでいた。
側で見ていても辛い、そもそも全ては私が原因なんじゃないか?と思ったり、どうしていいのか自問自答を繰り返しても答えは出なかった。
そんな時、思いがけず贈られた娘からのプレゼント、私の事を思って書いたと言って差し出された物語は、私の心の中に灯りをともしてくれた。涙が後から後から溢れて読みながら泣き読み終わっては泣き、娘も出したはいいけど随分困ったのではないだろうか(笑)
以来私は娘の小説の一番のファンである。(自称)
かつて私の中に灯った光が広がっていったように、沢山の人に彼女の小説を読んでもらえる日がきますように。
誰かの心の中に灯りを灯すための娘の今日一日も幸せでありますように。
むーくんを撫でながら願います。

