この正月に見た映画の一つが
「ハンナアーレント」という作品です。

実在したドイツ系ユダヤ人の女性の物語で
戦時中は迫害、収容、逃亡、亡命を経験し
戦後は大学で教鞭をとった方です。

ニューグンベルグ裁判を傍聴し、
この裁判のあり方に疑問を主張したところ
自国民からも非難を浴びました。

ラストでは大学の講義で悪の根源を
主張した10分ほど続いた恫喝さながらの
シーンにしびれました。