中学部活の指導者になった当初、バットが古い事、未だに黒のスパイクを使用している事が気になったので、自分の貯金をはたいて新しいバットと11人分のスパイクを購入した。

その時の3年生は一生懸命練習して、個人差はあったものの、皆充実して卒業できたと思う。

代が変わって人数も減ったが、遠征で使用するティーネットや、ボールもツルツルだった為検定落ちの新球を2ダース購入。

そして、中体連前に気持ちを揃える事と、グラブを立ててゴロを捕る事ができるように、刺繍入りのリストバンドを買った。

それ以外に1人ずつ、バッティンググローブや守備用グローブ、グラブバンド、ネックウォーマーなどをプレゼントして練習を頑張ってくれるようにと期待した。

他にもスライディングガードや室内練習用のボールetc.

更には夏場の暑い時期に、学校も保護者も用意してくれないので、氷をコンビニから買っていったり、タブレットやジュースもあげたり…。

子供達の半数は恩を仇で返し、親や先生はそこまでやってたのは知らない。

子供達は年齢的にも精神的にも稚拙なのでしょうがないが、大人は普段の練習を観ること無く、思い込みが甚だしい。

今の2年生と先生が卒業又は考えを変えない限り、今の子達では結果は出ない。

残念だが、時間を無駄に使っているだけ。

楽しかったと後から思える為には、時には辛い目に遭って、それを乗り越える努力をしなければならない。
それを教えるのは親であり、先生。

「先生」
ただ「先」に「生」まれただけの人ですか?
経験してきた事や見聞きした事を語り、生徒に教えるのが先生ですよ!

甘やかしてはいけません。
家に帰れば、どうしても子供は甘えます。
グラウンドの中では厳しさを教えるのも必要ですよ。
生徒から嫌われたくなくてキツい事を言われないのかもしれませんし、卒業してしまえば後はその後の先生に責任を託す事になりますが、それは無責任です。
早く気づいて下さい!
中学生女子ソフトボール部の指導をしてきて、技術を習得するのも大事だが、最も重要なのは礼節を重んじる事だと思う。

練習できるグラウンドがあるという事、練習に必要な道具があるという事、練習させてくれる人が居るという事、一緒に練習してくれる仲間が居るという事…等々。

これらの全てが当たり前と思うと感謝の気持ちが薄れ、練習も適当になりグラウンドや道具はボロボロ、怪我をしたりして自分に跳ね返ってくる。
逆に有り難いと思う事で、グラウンドや道具に感謝して大事に使おうという気持ちが生まれ、親やチームメイトの為に上手くなろうとか精一杯やってやるぞという気持ちになって上達したり、人としての器というものができていくと思う。

その器が大きいと色んな物を入れる事ができるし、反対に小さかったり破損していたりすると、多くの物は入らない。

多くの人から学び、自ら吸収しようと思わないと器は大きくならない。
それを教えてやるのは親であり先生であり仲間。

自分も口では教えてきたがなかなか伝わらず、身を以て感じてもらう事で最後の教えとする!

たぶん、自分の最後の行為はものすごく批判を受ける事になるが、皆にわかってもらう為、鬼になろう!

ユニフォームを返却して10日。


春休み期間中たまに学校の前を通ると、笑顔で練習している姿を見かけた。

一中と合同で練習したり、四中単独で練習する時は顧問の先生が頑張っておられたようで安心していたが、このところの雨で、グラウンドで練習している姿が見られず、どんな練習をしてるのかものすごく気になって仕方ない。

体幹・筋トレ・フィジカルは勿論の事、インサイドソフトボールはやっているのか、またそれをやっているにしても誰が教えているのか?
考えたところでどうすることもできないが、普段通りの練習で満足しているんじゃないだろうか?


頼むから頑張っていてくれよー!(^^)!