午後一番のアポイントは 名古屋市 栄の

ど真ん中






結構な人混み コロナ禍前の雰囲気がある





なかなか駐車場が空いてない 仕方ない

離れた所に止めて 少し歩くか

いい天気だしね








ん?




目の前を 二人の若い女の子が楽しそうに

話しながら歩いている




その一人の 背負っているリュックが

パッカーんと開いていて ヴィトンの

モノグラムが見えている




間違いない 財布だ





不用心というか




ホント 日本は 平和なんだなぁ






もし俺が スリだったら簡単に仕事が

出来ちゃうよ








(//ω//)






しかし 気になる




思い切って言うか?




いや 待てよ もし 声を掛けて

(なに この おっさん)みたいな目で

見られたら この後の 商談の

モチベーションに影響する








何年か前 大阪に出張した時のことを

思い出した





商店街を歩いていると スゴい派手目の

おばちゃんから いきなり 声をかけられた







『あんた 社会の窓 開いてんで』







ズバッと言う 気持ち良さ その時は

恥ずかしさより さすが大阪のおばちゃん

と思ったものだった






いつのまにか アポイント先に到着







担当者の方と名刺交換をして 早速 商談に

入る







うーん 気になる






担当者のかけている メガネが

信じられないぐらい 激しく汚れている





マスクによる曇りなどではない

指紋なのか 脂なのか …





俺の出してる書類 果たして ちゃんと

見えてるんだろか …







えーと どこまで話したっけ?




ダメだ 集中できない





だからって初対面で 指摘するのも …





なんなら 俺が 拭いてあげたい







気になり過ぎて 話しが チグハグ



この商談は ダメだな








『契約させて頂きます』






ウソでしょ? ( ̄◇ ̄;)









担当者が エレベーターの前まで

見送ってくれた





俺が乗り込み 1階のボタンを押した時

担当者の方が 質問してきた









『血液型 A型ですか?』







は、はい そうですけど


























扉は閉まった

















A型だと なんなの? ( ̄◇ ̄;)