妻の婦人科に付き添うため 今日 有休を
取った
妻から 『付き添って』と 特に言われた
わけじゃない
俺が想像する限り 子宮頚がんの検診は
きっと 気分のいいもの ではないはず
だったら 俺がそばにいて 少しでも
気が紛れるなら と
向かってる車中で 妻から
『この時期 有休なんか取っちゃって
大丈夫なの?』
え? ハハ (´∀`)
俺は ただただ 笑って 流した
俺が 話したがらないのを察した妻は
決して それ以上は 追求してこない
『ふーん』
とだけ そっけなく言った 妻の横顔は
明るい
正直 この時期に有休届けは 非常に
出しづらいんだよね
だから俺は よほど 大事な用事が
あるんだろう と思ってもらえるように
最大限 神妙な表情で 提出した
(⁎⁍̴̆Д⁍̴̆⁎)
車の中で待っていると検診が終わった妻が
下を向いて トボトボ 歩いてきた
ほらね ホント わかりやすい
俺は 黙って 妻の頭を撫でて 次に予約が
入っている 整形外科へ向かう
四十肩のリハビリで30分 施術を受ける妻
やっぱり 痛そうに戻ってくるのだろうか
ん?
病院の扉から出てきた妻の足取りは軽やか
今にもスキップしそうな感じで戻ってきた
『ねぇ聞いて リハビリ 卒業だって ♪ 』
ハハハ (´∀`)
ホント 妻の感情は 真っ先に 身体に出る
俺は 妻に 了解を得ることもなく
デパートの近くの駐車場に車を停めた
ちょっと ブラブラしようか
『ええーー 寒いよーー』
明日は クリスマスイブ
話してないけど もし妻が欲しそうな顔を
した物があったら 買ってあげようと
思っている
『ちょっとーー 風 強いよーー』
ずっと ブツブツ 言っている妻
でも デパートの ショーウインドーに
反射して映る 妻の表情は
笑顔に溢れていた