なぜ育たないか?
子供さんがスポ少の時には”勝ち負け抜きで”その競技が好きに成るように指導するのが良いと思います。
中学が近くなる高学年では体の成長と心の成長にも配慮した”中学生の野球”に備えたレベルアップを図るタイミングです。
あいだクラブが関わる中学3年生の夏の大会以後は、
次の高校の”硬式野球”へ順応していく時期になります。
しかし、夏の大会や育成大会が終わると多くの子供たちは受験勉強が大切だということで塾の夏期講習などに通い始めて全く野球への取り組みがおざなりになってしまいます。
レベルの高い硬式野球へ入部するのに全く何もしない、友達と一緒に中学でやっていた練習をだらだらとする程度です。
勉強は絶対大切ですが、野球の練習をすることは勉強の邪魔にはなりませんし、運動が脳の発達も促すので”文武両道”は理にかなっています。
それまでの生活をガラリと変えずに勉強と運動のバランスをとりながら心身のバランスとレベルアップを図るには絶好のチャンス・タイミングです。
高校の硬式野球は
中学までの軟式野球に比べると、単に球が変わるというだけで”次元の違う競技”になります。
パワー、スピードが格段に違う競技に付いて行ける心身のレベルを手に入れて入学するのと、全く何もせずに入学してから部活の練習で鍛えるのとでは、スタートの差が大きすぎます。スピーロ・パワーがアップすることで体への負担は大きくなります。その負担に耐えられるだけの”基本”を最低限備えて入学しないと、練習に付いて行けない(=チームの負担になる)ので、声出しや基礎トレをグランドの脇や外野でさせられて所謂1軍の練習には参加させてもらえません。
総監督が高校の指導者さんに聞いた話では入学時点で練習するのを見れば選手レベルが直ぐに分かるので、そこで1軍の補助をする選手(1軍予備候補)とそれ以外の選手に分けられて、ほぼ3年間その間の選手が入れ替わることは無いそうです。
だから・・・入学後では遅いのです。
地域で強い中学でスタメンだったとしても、高校へは色々な中学から入学して来ますし、高校の監督さんの方針や野球の志向が色々ある為に守備位置や打順なども全く流動的です。何も約束されていないということです。
自分のレベルがどうあれ、常にそれ以上のレベルになろうという強い意志を持って弛まぬ努力を続けたものとしなかったものとの差はドンドン開くのは当然です。
あいだクラブでは
総監督の元、監督・コーチはあいだクラブを経て各高校の硬式野球部で3年間選手をしていたフレッシュなスタッフが、その経験を全て参加選手に伝えて行きます。
入って来た時の1人1人の選手のレベルを見て全体練習、複数練習、個人練習と分け、内容も個々のレベルに合わせて実施します。
なるべく標準化した練習をしながら、各人の個性は伸ばすようにして入学後に”ストロングポイント”になるように心がけています。
高校入学後に監督さんがメンバー構成する際に、ユーティリティー性があることが有利になるので、走攻守のバランスも取って行きます。
基礎的な練習は全身の筋力や持久力をアップして、合わせて粘り強くなるように指導をして行きます。
グランドでの練習では常に目の前に”場面を想定”し、何も考えず漠然とプレーをしないように取り組みます。
毎回の練習で1回1回練習キャプテンを決めて、全員がキャプテンシーを持つようにして行きます。監督から指示を受けたキャプテンが仲間たちに伝達して練習をして行きます。これは高校入学後に練習する際にキャプテンの思考が分かるので率先して練習に参加する姿勢が生まれるようです。当クラブ出身者は高校でキャプテンや副キャプテンになることが多く見られるのはその現れだと思います。
月に2、3回土日いずれかの練習ですので、個人練習をしてもらうために”宿題”も出ます(笑)
練習ノートも書いて提出してもらいます。
このC宿題(個人練習)をどれだけやったかはノートを見ないでも、練習する姿で直ぐにわかります。
”なりたい自分”に自分自身をマネジメントできるように、自己管理もできるように指導します。
練習で出た痛みは”故障”なのか?そうでないのか?練習前に申告してもらって判断します。
全体練習が出来ないと判断した場合は個人練習です。この個人練習は高校入学後に故障した時に役立ちます。
高校では、故障者は治るまで練習に参加出来ません。その間にあいだクラブで身につけた個人練習をして弱点強化を図れば、故障が治った時に総合力がレベルアップします。
そういう時には焦りますし自暴自棄になる子供さんもあります。故障した場合にどうすればいいのか?故障をどう捉えればいいのか?地味なことですが伝えて行きます。
最後には自分で練習内容やその負荷まで決めて練習を出来るようになって欲しいと思っています。
卒部するころには逞しくなって、自己管理もできるようになる選手が多く見られます。
野球に取り組む姿勢も積極的になり、高校生への心構えも備わって行きます。
高校3年間活躍して欲しいですが、いつか野球は終わります。
終わってからの人生で「僕は野球をやって良かったです」と言えるように取り組んで欲しいと思います。
野球をやったからこそ沢山のことを野球に教えてもらって、社会人になった時に活かせることを願っています。
今年も8月後半頃から”お試し会”という練習会を何度か開催します。このブログやフェイスブックで告知しますので、参加して見下さい。
子供さん・親御さんと善き出会いがあれば幸いです。
あいだクラブ代表 山﨑邦久