170人以上の赤の集団の女性が踊る
その裏側にそれを支えてくださる方々が
限られた人数と日数の中で動いてくださっていました。
私達はこの写真のクムナラニに憧れて、
ナラニの創り出す世界観はどんな感じだろうって
その好奇心からこのイベントに参加致しました。
その途中は、いっぱい内側が揺れて揺れて何回も辞めたいと思ったりも致しました。
その大きな葛藤は、私達の真ん中を太く強くしてくれました…
そして、やめない選択を選ぶことができた
11年前ぐらいのモクオケアヴェの写真です。
ua nani asosanの曲を
自分達なりに唄い踊る練習を
重ねてきました。
きょこたんが分析して、そのイメージを形にと
かっこよく決まるポーズにしたり
クムナラニの振付はとにかく、キレと瞬発力が
最大限に求められる動きをしていると
分析してくれて、
それをひとつひとつ動きに…
そして、最大に大きな違いは
男性性溢れる踊りというか、まさに男根をつけて、踊るイメージだと
石原裕次郎みたくギラギラとボスのイメージでと言うのです
あこたんは、愕然と…
ええっそんな…根っからの姫体質なので
そんなこととは…なかなか受け入れ難く…
きょこたんは器用だからめっちゃその動きが
アミなんか、ドヤ顔そのもので
おおっ…とかっこいい
そしてさすが決まってる
その姿は、そうね、腰から下の足元は石臼みたいっ
だけどあこたんは…もうグズグズっ
心では男根とイメージしているのですが
身体が不器用だから…なかなか変容出来ず
しかも、そのイメージを形にしようとすると
足先がガニ股になってしまい、膝は開きへっぴりごしに
そして、私達の踊り方は男根のイメージで
踊ることはしていないので、
逆に女性であることを溢れさせて
股を閉めたり開いたりと緩急
そして、太ももの内側
紙一重の世界
子宮
真逆といえば真逆…
丹田の真ん中
そこを意識なので
踊ること、その意味合いは同じ、ひとつひとつ重ねていくところの、奥深いものです。
今世のわたしでその違いを表現できるかどうかは
定かではなくて、ほんとに日々重ねていくことに
尽きるでしょうね。
いつのまにか、最初カホロも、カオも出来なかった…だけど、いつのまにか重ねて練習したら
出来るようになっていたという経験から…
続けていくということ…これに尽きる話です。
日頃の踊っているものまでが崩れていくという
悲惨な状況での
1年間でした。
ずっとua nani asosanを踊ってるのではないので
頭じゃなくて、身体さんがその違いがあることを
理解するまでにまだまだですけれど
こうしたおかげさまで、少し瞬発力が
つきました。
色々なフラのステップや、表現することの領域を
増えたおかげで、また私達はこれから
選択するということが出来ます。
知らないを知ることで気づけること
そして、より好きなこと、自分のイエスがわかること
昔もそうね、ありました!!
かけだしのころ
ずっと現代のアウアナばかりしか知らなくて
古典のフラカヒコに憧れて憧れて
やっと踊れたとき…
その素晴らしさと良さを知るとともに
現代のアウアナの素晴らしさを痛感したのです
なんと、やさしさが溢れて、こころ緩ませてくれるものなのかと…
違いから深く確認することができたのでした
今、またそんなことを思い出しています…
踊りを深めていくときに…
何でもそうだと思うのですけれど
ずっと続けていく、何かを追求して深めていくとき
一人で生きていないですから
いつも平穏な毎日が続くことはなく
いろんな状況、家族や人との関わりの摩擦
心が揺れることのどんな経験も
そこに向き合い
そこで感じきったことが深みになって
芸の肥やしになり
その都度、自分自身で在り続けるということを学びます…
その度に、大きく太く強くしなやかに…なっていきたいと、いや、はっきりとそうなってると
感じています
終わりの時間
クムナラニとシグゼーンが
阿蘇でおっしゃられたひとつのことばの中に
フラは団体で踊るとということもありますが
その前にひとりです。
ひとりひとりがパーソナルの為に踊ってくださいね。
そして、続けること
唄うこと、踊ることだと
チャンティングすることは宇宙に宣言し
エネルギーを通し、発信することだと
熱く語ってくださいました。
宇宙へ、チャンティングを発信して
応えてくださいます。と
そのお話を聞いた時に、うわぁ…と
鳥肌が立ちました。
うんうんうん…とうなずきました。
ほんとにほんとにそうだと
私達は英語がまだ出来ないけれど、
クム達が話していたのをヒアリングしていたら
チャンティング、インスピレーションと
とにかくその単語がたくさん聴こえてきました
私達もまだ活動13年という歴史の中で
たくさん発してきました。
その度に不思議なことが何回もございました。
そして、チャンティングは言霊
いつも、チャンティングで場が決まり
その踊る準備となる自分が整います。
チャンティングってほんとにすごいと何回も思うことがありました。
自分の真ん中から
天に、大地にと、空間へと
まるで自分の周りの境界線がなくなっていって
身体の中が空洞になっていく
あこたんは、チャンティングをうっかり
間違ったり、息の吸い込みが下手だったりで
空回りしたりしちゃいます。
咳込みもたくさん経験しています。
以前だと、ああってなっちゃう心があったけれど
最近はどこからでも、溢れて入れるように少し
なれました。
それは、土台のきょこたんがしっかりと
そこに安定してあるからだなぁと…
このことも、私達の大きな境界線の壁がひとつ乗り越えたことでもあるなぁ…と
体験に勝るものなしです
ずっと続く愛の道
堂々と自分であり続けよう
勇気とチャレンジを繰り返して
未来へ
茜とウコンで染め上げた衣装と、manaが宿った葉っぱさんを
レイで編み上げて包まれて踊ってきました。
阿蘇のお山さんへ捧げて踊る事が出来たので
大満足です。
茜も、ウコンも、とっても優しい色に染め上がりもっと印象としては、はっきりとしたかったのだけど…そうならなかったのは、この色合いが
今の私達のエネルギーなんだなぁって…
受け止めました。
きっと、なんでも今目の前のすべてのことが
最大であり、それ以上もそれ以下でもないんでしょうね…それを受け入れていくとしか…。
大好きなチャントを
宇宙へ宣言しました
【ひとつの世界】
フラを生きてる人たちへ
ずっと踊り続けてください
あなたたちの時代がやがてくるでしょう
今こそ、その時です
何世代にもわたって
花が開くとき
水のように永遠に続いていくでしょう
わたし…自分で在り続ける
たくさんの花の中でもたった一輪のレフアです
ずっと踊り続けてください
Aloha E
そして、クムナラニの通訳してくださる
れいこさんが
出演前のこの衣装に身に包まれた私達を観た時に、
あーーっ、ふたりーーと声を出して、
思い出してくださいました。
モクオケアヴェの時に、クムがいなくて
2人で踊っていたわねって
そして、すぐにクムナラニにも、英語で話してくださいました。
その時のリアクションから
クムナラニは覚えてくれていたかのようにも
感じました。
もう、かれこれ…
10年前にはなります
前の日の余興の時や、普段お逢いした時や
温泉での私達では、わからなかったようですけど
私達的に、衣装をつけた姿で思い出してもらえたことが、なんだか嬉しかった出来事でした。
長文になりました。
最後まで読んでくださって、いつもありがとうございます!!