またまた 食べたくなり
お湯を沸かし 小鉢に こなを入れる。
そして お湯を 注いで かき混ぜると
香りが立ち 出来上がり!
うふふ と 顔が 緩む…
あとは
お醤油を 少し付けて お口の中へ…
何と簡単で 私にとっては とても 嬉しい
何か お分かりかしら?
蕎麦がき ご存知ですか?
蕎麦粉を お湯で 練っただけのものですが
私は 大好きです。
先日は
あずき餡 を 作り 蕎麦がき団子のよなものにしました。
私は これが 大好き
幼い頃から 農業をしていた 祖母が 秋になると
蕎麦粉 あずき お米 さつまいも
など 秋の 収穫したものを 大きな 箱に入れて
送ってきました。
私は 蕎麦粉が 入っているといいな
と思いながら
ワクワク しながら 箱の中を のぞいて
母が 一つ一つ袋を 開けるのを みてました。
蕎麦粉が見えると お湯お湯 って 急かして
母に 待ってて
何度も 言われながら 楽しみに 待って ました。
蕎麦の 香りが 立つと もう ニコニコして
美味しく いただきました。
今は もう 母も 祖母も 忌ませんが
時々 懐かしいこの味が 食べたくなります。
決して 贅沢な 物でもなく いつでも
食べる事のできるもののはずですが
祖母から 送られて 母が 作ってくれた
多分 この 二人の 想い出に
繋がる味 なんでしょう。
祖母に 会ったのは
私には 理解できない 大人の 事情で
数回しかありませんが
母にとっては
年に何度か 送られて来る
祖母の 故郷からの 贈り物が
私以上に 楽しみなものだったのでしょう。
私の中には まだたくさんの 想い出の味
が あります。
今年は
一つ一つ 思い出して 作って みようかと
思ってます。
同じ 味になるかどうかは わかりませんが
忘れ欠けている 忘れてしまった 想い出と共に 思い出して 作って みましょう。
旦那さまの 母の 味も 引き継げているものばかりでは ありませんが 時々
旦那さまが
懐かしい お袋の味に 似てる
と言ってもらえるものを
少しづつ 増やして みましょうかしら…
私の 味は 誰が …
考えても 答えは ないので
今 美味しいものを
しっかりとメモでもしながら
残すことにでも しますか?
そして 笑顔で 食卓が 囲めますように
暖冬の 影響で 旦那さまの田舎には
雪が 少ないようです。
暖かくなったら 何か 春の 恵 でも
探しに いくことにしましょう。
笑顔 溢れますように…