■地震発生後の行動
★地震発生直後~1日目
□安全確保、安否確認、人命救助と救護
・揺れがおさまったら火元の確認
・避難路を確保
・設備の安全確認
電気、水道、ガスは安全の確認ができるまで使用を控えます。トイレは、排水管の状況が確認できるまで使用せず、簡易トイレなどで対応します。
□近隣の安否確認
・高齢者、災害時要援護者の救出
・消化、救援の手伝い
□集合場所へ移動
・ドアの外に「全員無事です」「集合場所に行ってきます」などの掲示ができるようにしておくと、各居住者の安否を確認するときにスムーズです。
・事前に集合場所を決め、わかりやすく提示をしておきます。
・高層マンションでは、各階のエレベーターホールや5階ごとに集合場所を決めるなど、マンションの規模に合わせて場所を決めます。
□集まった人で役割分担
必ずしも管理組合の役員や、防災組織のリーダーやエキスパートの人がいるとは限りません。マニュアルに沿って役割分担を決めて行動しましょう。
□各階の安否確認
・安否不明の場合は、玄関ドアをたたいて呼びます。
□住戸内に閉じ込められた住民の確認と救助
□災害時要援護者と負傷者の誘導
□各階の情報の報告とまとめ
□自宅に戻って避難生活
・帰宅者が増えてきたら、対策本部の体制を充実していきます。
★2~3日目の活動
□エレベーター、電気、ガス、水道が使えないことを前提に動きます。
電気は1週間、上下水道は1ヶ月、ガスは2ヶ月で復旧するといわれていますが、災害の規模や破損状況によって異なります。一定の時間がかかることを覚悟しましょう。
■必要であれば、避難しましょう
直後の避難、マンション点検などが終わって異常がないときでも、火災などが追ってくれば、避難しなければならないということも考えられます。建物内にいると危険と思われるような損傷があるとき、火事がおきたとき、大きな余震が頻繁にあるときなどは、一時避難場所に避難します。
★避難が必要なとき
・マンション内部や周辺から火災がおきたとき
・津波や土砂災害などの危険があるとき
・マンションの構造に大規模な被害があるとき(崩壊や傾斜など)
・避難勧告、避難指示が出たとき
★避難するときの注意点
・ガス、水道の元栓を閉める
・電気のブレーカーを落とす
・窓、ドアの戸締り
(窓ガラスが割れていたら、スチール製の家具などでふさぎ、延焼や侵入者を防ぐ)
・玄関ドアに「安否確認シート」などを貼る
・近所の人に声をかける
・エレベーターを使わない
★安否確認シート
マンション管理組合や町会などでつくり配布しているところがあります。各住戸の安否を確認する時間が短縮できます。玄関ドアや集合ポストにシートが貼ってあれば「無事」だということが人目でわかります。あとはシートが貼られていない住戸の安否を確認すればいいということになります。安否確認時間の短縮によって救助活動がスムーズに行われます。
★避難時確認ステッカー
揺れがおさまり、管理室や対策本部のある場所、決められた集合場所、避難場所などに行く際は「電気のブレーカーを落とす」「ガスの元栓を閉める」「水道の元栓を閉める」を行います。震災時に気持ちが動揺して忘れてしまうことも、目で見て確認できるように、玄関ドアの内側などに、書いた物を貼っておきます。
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