明けましておめでとうございます。

 今年はなんとか元旦から農作業をしなくてすんだ。が、正月休みは籾摺りそして籾摺り。しかし手持ちの小型籾摺り機だとけっこう籾付きが残ってしまうので、2回籾摺り機に通して(3回通すとさすがにめちゃくちゃ米が割れる)あとは目視と手作業で除去。これがまあ大変。

 

 唐箕掛けもまあまぁ大変だった。

 

 

 黒米栽培1年目はいもち病にかかったり稲こうじ菌が大量発生したりで6㎏ほどしか穫れなかったが、今年(黒米栽培2年目)はなんと1年目より植えた数が少なかったにもかかわらず30㎏ほどありそうである。すごい差。実入りが悪いのは品種のせいだと思ってたわ。ごめんな。

 

 で、今年はたくさん穫れたものだから前から気になっていた黒米オンリーご飯を炊いてみた。

 

 

 とりあえず2合だけ。炊飯器の蓋を開けると、く、黒い……。

 水加減を間違えてちょっとべちゃついているが、食べるとプチプチでもっちもち。おいしい。白米よりは風味にクセがあるものの、内釜のコーティングがけっこう剝がれているのが原因の可能性もあるので一概に黒米クセ強いとは言えないかな。とにかくプチプチでもっちもち。

 

 さて、もう1つ冬の間にしなければならないのはうるしの木の伐採。切れば切るほど増えるとは知らずに切って切って増やしていたのである。しかしこれ以上増えてもらっては困る。あまりやりたくはないが除草剤を使うことにする。樹液の少ない冬に切って、切り株に穴をあけ、その中に除草剤を注入し、蓋をして終了。うまくいくかな。

 ちなみに、うるしの伐採中に新年早々ヌスビトハギの洗礼を受けた。ぐぬー!

 

 

 畑は、カメラを仕掛けると鹿やウサギが来てもっしゃもっしゃ食事しているのが映っていたので、まだ食べつくされないうちにカバーをかけた。雑草は食べてもええで。

 いやはや、前回の更新から1か月もあいてしまった。稲の干し方が悪いのか、なかなか水分量が減らなかったのだ。 

 ちなみに、はざ掛けしてやれやれと思っていたら数日後の強風で鉄パイプごと倒れるという災難が発生している。ナットの締め付けが甘かったのかもと推測しているが、おかげで真っ暗ななか身内にも手伝ってもらい2時間ほどかけて復旧作業をすることになった。寒かったなぁ。

 

 

 さて、それからは問題なく乾燥が進み、先週末やっと稲の脱穀をした。今回は田んぼではなく倉庫まで稲を持ち帰って干していたので、準備が簡単である。

 田ンボルギーニもとい運搬車の荷台にあおり板を立て、ブルーシートを敷いて脱穀機を設置。脱穀機は昨年購入した中古の福助号。さぁ頑張るのだ福助号と我が右足。

 

 

 ただ、足踏み脱穀機は踏むタイミングはもちろんなのだが、株元の方になった穂を脱穀するのが難しい。どうしても脱穀しきれない部分が出てくる。今年はそれが顕著だった。ので、福助号にしばかれた後の稲束を人力で確認・手で再脱穀というダブルチェック体制での脱穀となった。うーむ。これから量を増やしていくならハーベスターを買った方がという意見も出たが、ハーベスターは脱穀漏れはないのだろうか?

 

 途中でねずみの巣を発見。

 

 

 脱穀中、籾がぴょんぴょん飛んでいくのでブルーシートをハウスの屋根のようにして囲いをつけた。写真を撮るのを忘れたんだなぁこれが。

 

 最終的にこれだけになった。稲わらの混入を除けばどれくらいになるかな。でも前回よりは確実に豊作である。植えた量が少なかったにもかかわらずだ。

 

 

 ものすごい長いノギ見つけた↓

 

 

 この状態でもう少し乾燥させて、次は唐箕がけ。いつしようかな。

 

 

 畑はなんとか少しずつ育ってきている。

 そうそう、この前やっとカメラを設置してみると、「あ、どうも、お邪魔してます」みたいな顔でカメラをガン見する角生えた鹿が映っていたので秋に枝豆を食べたのはたぶんこの子である。どこかに抜け穴があるらしい。

 さぁ、ついに稲刈りである。今年は時間も人も少ないので前日に買い取ってきた中古バインダー、その名もジョイ刈る君に頑張ってもらうことにする。店で「今まで何で刈ってたんですか?」と聞かれて「手で……」「手で⁉」というやり取りがあったのがおもしろい。

 

 

 ジャッと刈るという意味でジャッ刈る君の方がカッコイイ気がするが、ジョイだから楽しんで刈れるということなのだろう。

 我らが田んぼは株間が40cmで規格外なので1条刈り。さてさてお手並み拝見。

 感想としてはとにかく、「速い! これぞ文明の利器!」である。たまにタイミングが合わないのか縛れずに出てくる束もあるが、それでも手刈りとは比べ物にならない速さで刈り取りと結束が終わる。なんだこれは……!

 1株は両手で掴めないくらい太く、背丈は1mを超えているので 1束がずっしり重い。運ぶのが大変だ。しかし、たわわに実った穂を見るとどうしてこんなにワクワクするのだろう。

 天気予報が外れて途中何度も雨が降ったり止んだりしたが、寒い!暖かい!を繰り返しながらとにかく刈ってしまう。

 

 さて、刈り取った米は毎年そのまま田んぼの横に竹を組んで干していたのだが、今年は脱穀のしやすさを考慮して農具を置いている倉庫の方で干すことにする。田んぼは山の中、倉庫は山の麓にあるので刈った米を運搬車「田ンボルギーニ」と軽トラに山盛り積み込んでいく。そして山の中をそーっと運ぶ。

 

 

 今年は先祖が使っていたはざ掛けの木を見つけたので、単管を組んで稲架木を乗せ、そこに干していくことにした。早々にあれ、干すとこ足りなくない⁉となりつつもなんとか無理やり増設して全部干すことができた。下の写真の奥にももう一列あり、その他プラスαでいろんな隙間に干している。

 

 

 今年は豊作な気がするなぁ。稲こうじ菌もほとんどなかったし。

 

 

 田んぼさんも、半年お疲れ様でした。たくさん稲をはぐくんでくれてありがとう。

 

 ところで、田んぼに穂の塊やもみ殻がたくさん落ちていたので今年もウサギが食べているもよう。黒米は食べないと思っていたけど、けっこう食べてそうである。

 いやはや、ずいぶんと更新があいてしまった。田畑へ行かなかったわけではないのだが。

 黒米はいい感じに垂れてきている。

 

 

 先週竹の水路が詰まって田んぼへの給水が止まってしまったが、もうそろそろいいだろうとそのままにしている。上のため池にはまだオタマジャクシがいるが、田んぼの方はもうみんな独り立ちして水がなくても生きていけるしね。雨が少ないのもあり、順調に乾いてきている。

 

 

 さて、そこで上がったのが「これだけ乾いてればバインダー使えるんちゃう⁉」という声である。前回黒米をつくったときは稲刈りが12月前後で時間もあったのだが、今回は思いのほか早く刈れることになり、忙しい時期と被ってしまったのだ。ただ、うちにはバインダーはない。バインダーはというか稲作関係の機器は一度処分されているため、今度は規模に合ったものをまた集め直しているところである。さっそく中古の一条刈りバインダーを探し、近いうちに手に入る予定である。

 

 ところで、黒米といえば気になるのが稲こうじ菌である。今年はいもち病にかかることもなく実入りも良さそうだが、さてさて稲こうじはどうだろう。少しかき分けて探してみると、あったあった。稲こうじがついた株の数自体は前回よりかなり少ないが、1株あたりについた量がものすごい(苦笑)

 

 

 この黒っぽい塊全部そう。これがついたら豊作だとかいやいや食味が落ちるとか、これでお酒や味噌ができるとかいやいや毒素を出すだとか、いろいろ言われている稲こうじ菌である。どれを信じたらええねん。

 とにかく、早ければ今週末にでも稲刈りができそうだ。

 

 

 さて、次は畑の話。

 涼しくなってからトマトがとにかく元気である。これまでの分を取り戻したんねんって息巻いてる感じ。大器晩成型というやつだ。

 サツマイモ(鳴門金時)もそろそろどうかと試し掘りすると、小ぶりなのがころころ穫れた。隣の肥えた畑で穫れたサツマイモの半分から3分の1の大きさで数も少ない。いやぁ、土の違いを実感するね。

 

 

 里芋もそろそろ収穫かなと思い掘ってみたが、どこまで掘っても芋が見当たらないのでとりあえずそっと埋め直しておいた。葉っぱもそんなに大きくないので、自分が生きるだけで精一杯なのかもしれない。

 

 あとは大根や白菜、ブロッコリー、ビーツ、小松菜、スナップえんどう、にんにく、えん麦、ストロベリーほうれん草も種を播いた。写真はえん麦。

 

 

 さてさて、どうなるか……。

 

 ちなみに、えん麦の写真にも少し写っているが、柿を食べにタヌキが夜な夜なやってくる。柿の木を伝ってこの畑に降り立ち、そこで食べるものだから畑に柿の種が散乱していたりする。柿生えてまうやん。

 

 そうそう、畑のそばに倉庫があるのだが、ふと見るとむかごが!

 

 

 えっ、いつから⁉ 途端ときめき出す筆者。むかごを塩で炒めて食べるのが好きなのである。しかし地元野菜の店で買ったことしかないため、一応念入りに調べてむかごであることを確認する。副産物として、数年前に地元野菜の店で買ったむかごはむかごではなかったことが判明した。ものすごく苦かったのはむかごじゃなかったからなのだ。おすそ分けもしてしまったのに……。

 このむかごは数が少ないので収穫はしなかったが、今年も野生のヤブツルアズキをたくさん収穫した。赤飯にするのだ。奴ら年々分布を広げている気がする。もはや田んぼ1枚を飲み込みそうである。それくらいにしといてほしい。

 「鹿でした。」というのはかの水曜どうでしょうに出てくる名言の1つとされているが、今回のタイトルは疑問形である。なぜか。先週枝豆が虫に食べられたんじゃないかと「虫の剪定」というタイトルにしたのだが、その後おそらく動物だろうということになったのだ。それも、鹿かハクビシンだろうと。

 大きく茂っていた枝豆たちはもう食べられすぎて太い枝しかのこっていない。枯れたサンゴみたいになっている。チクショー。

 一応、市の設置した獣対策の金網はある。しかしその柵の中で生きている個体もいるというし、ハクビシンなら柵など無意味だし。カメラを設置していればよかったのだが今回はしていない。今からしてももう枝豆は売り切れてしまったので来ることもないだろう。よく他の作物は食べなかったな。いや、トウモロコシを食べたのも君か?

 

 さて、そんな環境の畑であるが、この週末は伸び伸びしていた雑草を刈った刈ってむしって刈って、その上から米ぬかを撒いておいた。おかげで筋肉痛だ。しかし、嬉しい再会があった。先週に引き続き「生きていたのか、お前……!」シリーズ続編である。

 

 まずバジル。トマトのコンパニオンプランツとして植えたものだが、植えたそばから食べられていたので、もういないだろうと思っていたら雑草に隠れて元気にしていた。涼しくなってきてトマトが急に元気になったし、これから二人で切磋琢磨してください。葉っぱを少しいただいて食パンマルゲリータにしました。

 

 

 次にオクラ。まさかのまさかであった。隣にいた君の同胞は以前私が間違えて刈りました。ごめんなさい。

 

 

 そして落花生。

 

 

 みんな、頑張ってくれてありがとう。来年はもう少し好待遇を目指します。

 

 

 続いて田んぼ。

 先週一斉に穂が出て、それがこの週末にはもう垂れ始めていた。今年はどれくらいとれるかな。今のところいもちも稲こうじもないので、期待している。

 真っ白な穂があるのが気になっていたが、調べてみると出穂期に熱風が吹き付けると脱水症状を起こしてこうなるらしい。暑かったもんなぁ。しかしこれで外側にだけ見られるのも納得である。来年は畦に枝豆でも植えられたらいいなぁと思っているので、そうすると熱風から少しは守れるだろうか? いや、畑より動物が多いから早々に食べつくされているかもしれないな。

 

 去年のハッピーヒルが勝手に芽吹いて穂をつけていた話を以前書いたと思う。しかしこの週末見に行くとご覧の有様だった。

 

 

 去年同様、ウサギが食べたと思われる。今年育てている黒米はポリフェノールが渋いかなんかで食害はほとんどないらしい。

 

 休耕田では今年も自生のヤブツルアズキがたくさん繁って花を咲かせている。収穫するのが楽しみだ。