伝承24演目を語る | 雄勝法印神楽師のブログ

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雄勝法印神楽は28演目伝えられており、そのうちの24番が今も奉納されています。

この前、兄弟子と、豊永末と荒型君で伝承24演目について語る機会がありました。

この手の話を素面ですること自体珍しいんですが、各々の神楽感が出ていて面白かったです。

話す傾向も違っていて、兄弟子は伝統的な観点から、豊永末は好きな場面を中心として、荒型君はやってみた感想とやってみたい思い、私は伝承の形態変化と歴史的見地から語る傾向がありました。

 

四者それぞれの神楽愛に満ちた語らいの時間となりました。

時間が経つににつれ、対話は自分への語らいに変化していき、入門してからの回顧となりました。

わかったことは、この四者の中では一番色んな演目や役柄を私がやっていたということ!

これは全然意識していなかったですね。

 

みんな共通していたのは、これからの後継者育成や祭りのあり方でした。

みんな等しく年を取っていく中で、雄勝の宝としてやっぱり残したいもの。それが私たちにとっては雄勝法印神楽

そして、地域の小さな祭りです。

 

早く神楽を奉納したいと思った瞬間でした。