葉山神社遷座祭、竣工奉祝祭に向けて12 | 雄勝法印神楽師のブログ

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※このブログは、国指定重要無形民俗文化財「雄勝法印神楽」に関することを基に構成しているブログです。

一般的にわかりにくい言葉だらけですみません。

基本知識は「法印神楽な奴 」をご覧いただければと思います。

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相変わらず稽古は続きます。


今日は、「空所」(くうしょ)からスタート「空所」は「空照」とも表現されます。

担当は先輩さんです。

この舞は、私も何度か奉納したことがありますが、結構シンドイですね。

体力が必要です。

刀を使う場面が特にきついんですよね。

省略されている部分があるのですが、私は先輩さんには挑戦してほしいと思っています。

どこ?太刀使いのところで、膝をつくヤツです(笑)。これには私も挑戦しましたが、ホント体力を使うんですよね。次回はきっと挑戦してくれると思います。


次は道祖を稽古しました。

兄弟子が担当です。

声質が昭和の大先生とそっくりなんですよ。

良いものを拝見できました。


その後は初矢。しかも、新人がダブる時にのみ奉納される二人初矢の稽古でした。

通常は一人舞なのですが、それを二人で舞います。

二人初矢は経験したもののみぞ知る難易度、呼吸を合わせるのが非常に難しいのです。


終了後、先輩さんがアドバイスをしてました。非常に良い光景です。


その後は、橋引と順唄の稽古(汗)


ほんとに最近の稽古の充実度は高いです。


私は笛を吹いていました。


とにかく、皆さん真剣!、9月の遷座祭には最高の舞が奉納される予感です。