昨夜は、葉山神社遷座祭、竣工祭に向けての第一回稽古日でした。
若手新人全員が都合つかず、先生方5名と私の計6名でした。
せっかくなのでと、普段あまり舞うことがない「宇賀玉(うがたま)」という演目の稽古を行いました。
それで、参考までにと過去の記録画像を検証したところ、2人の先生がこの画像では省略されている部分があることを教えてくださいました。
残りの先生も過去の記憶を思い出して、省略されている部分があることが確定しました。
この演目が地域において近年奉納されなかった理由として、小道具が多いことと、地域がら農耕者が少ないことが要因と考えられています。
五穀豊穣の舞です。
にしても、過去の画像そのものを鵜呑みにしないって凄いです。長年やってなければ自分の記憶を疑いたくなるところですが、さすがとしか言いようがありません。この域まで達するには、まだまだ努力が必要ですね。
かくして、宇賀玉の第一回目稽古は無事終了しました。
今回は、欠席者が多かったおかげで、とても貴重な場に遭遇することができたと思います。