2008年11月01日(土)

叡電デオ600形引退(05)

宝ヶ池 10:47 → 出町柳 10:56 (予定)

宝ヶ池 10:48 → 出町柳 10:59 (実際)

叡山電鉄叡山本線普通

叡電デオ700系デオ730形デオ732

2007年秋よりラインカラーにちなんだ駅名標を導入しており、鞍馬線ホームはラインカラーの赤となっています。またこのラインカラーは貴船・鞍馬の紅葉が元になっており、左上にはシンボルマークも入ります。

叡山本線は比叡山の森から、ラインカラーが緑となっています。

叡山本線は乗客数が少ないので単行運転が基本ですが、そこでワンマン運転に対応させるため登場したのがデオ700系です。車体は完全な新製ですが、台車や電装品は他車からの流用となっており、種車の違いによって3種類に分かれます。写真のデオ730形は京阪1800系(2代)の台車・モーターを流用しており、製造当初からカルダン駆動となっています。当初は京都バスと同じマルーンとベージュの塗装でしたが、2005年から塗装が変更されており、クリームに青帯で「川」の愛称が付いています。すでに4種類が登場しており、8両あるデオ700系は4種類各2両ずつのラインナップになる予定です。

要となる主抵抗器です。急勾配区間のある叡山電鉄では発電ブレーキを常用するので、抵抗器の容量は十分でなくてはいけません。

側面中央部には大型の固定窓が設けられています。おそらく当初は3扉で設計したものを、途中でワンマン運転用の2扉にしたので、本来扉があるべき部分がこうなってしまったのではないでしょうか。

やってきたのは往路で乗車した車両と同じでした。要は八瀬比叡山口で折り返してきただけですね。

出町柳駅に到着です。

隣のホームに停車中のデオ600形を撮ってみましたが、ホームの長さに余裕が無いので、全体をとらえることが出来ません。デオ600形の引退でこの京福電鉄標準色が無くなりますが、また行先系統板を使用した車両も無くなります。

ホームに屋根があるし、柵もあるのでまともな写真が撮れません。

離れて撮ってみましたが、人が多くて途切れた瞬間にやっと撮れたのがこれです。

ホームにかかる屋根はかなり古いものです。

外から見ると殆ど見えません。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/9/90/Demachiyanagi01.JPG

ウィキペディアより
ウィキペディアに1985年当時の駅舎の写真がありました。

ごく一部だけが見えています。

1993年に出来たこっちの駅舎がメインになってしまいましたね。

京阪出町柳駅の出入り口は他にも複数設けられています。

この駅ビルは1993年に竣工した京阪出町柳ビルで、それを叡山電鉄が一括して借りており、本社もここにあります。TSUTAYAが入居していますが、これは叡電がフランチャイズ営業を行っているものです。併設されたバスターミナルは、グループ会社の京都バス専用ですが、祭事で交通規制が行われる際は、京都市バスもここを利用して折り返すことがあります。

出町柳では高野川と賀茂川が合流して鴨川になります。ここはテレビドラマのロケでよく使われますね、

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