「女性と防災」
のプログラムの一つ
「朗読のつどい~あの日、あの時、私の記憶~」
に行ってきました。
![{4D94865B-0988-4EF0-BF16-F828F07213AC:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20150315/00/kumityan-gogo/e6/4b/j/o0480064013244981400.jpg?caw=800)
町内会、婦人防火クラブ、消防隊、
小・中学校等の震災体験文集をもとに、
構成された朗読劇でした。
実際に津波にのまれた方々、
救助に当たった方々、
中学生の書いた手記。
地震の瞬間、
津波にのまれ、流されるようす、
愛する家族との感動の再会、
かえらぬ人となった家族への想い。
その一語一語、
ひとことひとこと、
臨場感と緊迫感に迫る手記ばかりでした。
最後に3人の中学生が読んだ3篇。
素晴らしかったです。
これからの未来を真っ直ぐ見ている。
明るい、光に溢れた未来を。
自分がそれを創るのだということを、
ちゃんと自覚している。
震災は、本当に辛く悲しく、試練の出来事だった。
今もまだ、悲しみや苦しみの中にある方も、大勢いる。
思い出すのも辛い記憶。
でも、当時まだ小学生だった彼らが書いて読んでくれた手記は、
私に人の強さと美しさを教えてくれた。
人は、どんな境遇、状況からも、
愛を学ぶことができるのだ。
そして、前を向いて明るい方へ歩いていくことができる。
これって、人間のものすごい才能だ。
人間って、ほんとすごいな。
瓦礫とヘドロにまみれた川縁に突如現れ咲いた、
大川地区の向日葵のように。
どんな中にあっても、
光の種を抱いて、
光の芽を伸ばし、
どんどん伸ばし、
美しい花を咲かせる。
花からこぼれ放たれる光は、
人々を照らし、目覚めさせるだろう。
私たちの強さと美しさ、
本当の自分自身に。
光に向かって咲くその姿は、
尊さをもって教えるだろう。
勇気と希望が、どんなに力強い助けと守護になるかを。
こんな子どもたちが、地球の未来を創るのだもの。
素晴らしいに決まってる。
ユートピアになるに決まってる。
出演者の方々の朗読も素晴らしくて、
今まさに目の前に繰り広げられることのように息を呑み、
涙をこらえられませんでした。
家族を愛する想いに、胸が張り裂けそうでした。
日本中の人に聞いてほしい。
世界中の人に聞いてほしい。
と、思いました。
「想いは 立ち上がり つながり 広がる」
まさにそれを目撃しました。
ありがとうございました。