「あの日、あの時、私の記憶」 | 真理のパフォマー 女優セラピストヒーラー くみちゃんのレッツらゴー。
今日は、第3回国連防災世界会議の一環
「女性と防災」
のプログラムの一つ

「朗読のつどい~あの日、あの時、私の記憶~」

に行ってきました。



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町内会、婦人防火クラブ、消防隊、
小・中学校等の震災体験文集をもとに、
構成された朗読劇でした。



実際に津波にのまれた方々、
救助に当たった方々、
中学生の書いた手記。


地震の瞬間、
津波にのまれ、流されるようす、
愛する家族との感動の再会、

かえらぬ人となった家族への想い。


その一語一語、
ひとことひとこと、
臨場感と緊迫感に迫る手記ばかりでした。


最後に3人の中学生が読んだ3篇。
素晴らしかったです。


これからの未来を真っ直ぐ見ている。
明るい、光に溢れた未来を。
自分がそれを創るのだということを、
ちゃんと自覚している。


震災は、本当に辛く悲しく、試練の出来事だった。
今もまだ、悲しみや苦しみの中にある方も、大勢いる。
思い出すのも辛い記憶。


でも、当時まだ小学生だった彼らが書いて読んでくれた手記は、
私に人の強さと美しさを教えてくれた。



人は、どんな境遇、状況からも、
愛を学ぶことができるのだ。
そして、前を向いて明るい方へ歩いていくことができる。


これって、人間のものすごい才能だ。
人間って、ほんとすごいな。



瓦礫とヘドロにまみれた川縁に突如現れ咲いた、
大川地区の向日葵のように。


どんな中にあっても、

光の種を抱いて、
光の芽を伸ばし、
どんどん伸ばし、

美しい花を咲かせる。


花からこぼれ放たれる光は、
人々を照らし、目覚めさせるだろう。

私たちの強さと美しさ、
本当の自分自身に。

光に向かって咲くその姿は、
尊さをもって教えるだろう。

勇気と希望が、どんなに力強い助けと守護になるかを。


こんな子どもたちが、地球の未来を創るのだもの。
素晴らしいに決まってる。

ユートピアになるに決まってる。



出演者の方々の朗読も素晴らしくて、
今まさに目の前に繰り広げられることのように息を呑み、
涙をこらえられませんでした。

家族を愛する想いに、胸が張り裂けそうでした。


日本中の人に聞いてほしい。
世界中の人に聞いてほしい。

と、思いました。



「想いは  立ち上がり  つながり  広がる」



まさにそれを目撃しました。

ありがとうございました。