2013年、今年は娘みさの高校生受験。
希望の高校に入れるよう、塾に通っていた。
その日は、旦那が塾の迎えに行った。
帰ってきた来た二人が、玄関先で騒いでいた。
みさ「不吉だ‼不吉だ‼」
旦那「あんまり、騒ぐな‼」
部屋に入って来た二人に話を聞くと、玄関先に貼っていた、石の土台にステンレス製の名前が付いた表札が落ちて、石が割れていたとの事。
旦那「まあ、素人がボンドで貼って8年。今年の冬は、異常な寒さ。落ちても、不思議じゃないさ。」
と、家族に言い聞かせた。
数日後の1月12日夜、事件が起きたかお
この日は、土曜日。連休前のため、珍しく、旦那も出勤日。私は仕事の後、職場の新年会だった。
帰宅して、新年会へ行こうとした私に
さと（この時中1の息子）
「お母さん、何時に帰る？」
私「9時頃かなぁ？じゃ、留守、よろしく。行ってきます」内心（ん？珍しいく帰る時間を聞いたなぁ）と思いながら、出掛けた。
8時45分、携帯がなった。みさからだった。
みさ「さとが変‼」
私「何が‼」
みさ「頭痛いって！」
私「電話に出して」
みさ「電話に出れないって。何を言っているか分からないって」
私「はぁ？電話に出れないって、どう言うことさぁ‼」
みさ「まずいいから、変だから、帰って来て」
私「分かった、今、帰るから」
しょうがない、あと少しで御開きだったが、家路に付いた。
新年会とは言え、飲酒するつもりは無かったので、車で会場へ行っていたので、運転しながら
「親の電話に、出れないとは。頭に来る。とうとう来たか反抗期！」なんて思いながら、玄関を開け、部屋へ入るなり、
私「さと‼頭痛いって、お母さんの電話に出れないって、どう言うことさぁ‼（怒）」と怒鳴った。
しかし、ソファーに横になっている、さとを見て、自分が蒼くなるのがわかった。
普通じゃない‼
顔色も蒼く痙攣しているさとしが、ソファーに横になり、オロオロするみさが居た。
（続く）