娘が2014年のKKT杯バンテリンレディースで優勝してから一夜が明けました。
早起きしてお弁当を作っていたところ、娘の高校の教頭先生から電話が来ました。
「おはようございます。今朝、メディアが何社か来るらしいので、車で送ってきてくれませんか?」との事でした。高校生になったので、自転車通学させようとしていたのですが、その日は送り迎えしする事になりました。
学校に着いてみると、学校の正門入り口からたくさんのテレビカメラやらカメラマンやらが待ち構えていて、ビックリ仰天しました。娘と、「え、何?どうするの?」と戸惑いながらも車を停めて、降りようとした時にもたくさんの取材の方々が、車を取り巻いて大変でした。
そのあとは、学校の廊下に会見場が作ってあったので、会見をしたり、質問を受けたり撮影をしたりと、あわただしく過ごしました。
私は校長先生や教員先生と打ち合わせした後一旦帰宅して、また放課後お迎えに行きました。
先生方にご挨拶して車に乗り込むと、娘が開口一番に今日の出来事を話し始めました。休み時間に、先輩(その当時はまだ面識がない)が、購買部で買いしめたお菓子とかジュースとかを大きなパン箱(小学校の給食とかでパンが入ってる大きさだそうです)に入れて教室まで持ってきてくれたそうなんです。
けっこう強烈な出来事だったのか、事細かく話していました。
たくさんの同級生や、先輩達が祝福してくれたのはとても嬉しかったようです。
下校後、自宅近くのいつもの練習場に行くと、たくさんの人々が寄ってきて、練習していても後ろの方が人だかりになってしまいました。
取材に来た記者の方々もけっこういて、当時はそういう事に全く慣れていなかったので途方に暮れてしまいました。その中の1人の方が仕切って下さってその場は何とか乗り切りましたが、その後も数日はそんな状況が続きました。
娘は練習に集中できないらしく、少し神経質になっていましたので、集まってくる人々に「練習中なので」と頭を下げてもなかなか立ち退いてはくれません。
父(じいちゃん)は、人が集まってくる事はいい事だと言い、娘が練習中に声をかけられたりしても気にせず、逆に喜んでいる様子でした。
何日かすると、さすがに娘が「練習場に行きたくない」と言い始めました。
どうしたもんかと思い悩んでいたところに、ちょうど他の練習場の方からお電話をいただき、練習させていただく事になったのです。その方のご長男がプロゴルファーなので、私たちの困っている事を察して声をかけてくださったのです。
端っこの方を数打席確保してくださって、しかも背後は壁だったので、後ろに人が来ることもなく練習に集中する事ができました。高校からも1番近い場所にあったので、高校卒業するまで平日はほぼ毎日放課後に練習させていただきました。感謝してもしきらんくらいありがたかったです。
今、振り返ると私たち母娘には、本当に困ってどうしようもなくなった時には必ずこういう「救いの神」的な方々が現れて、何とか乗り越えてきた気がしています。そういう意味ではかなりのさっています。
次回に続きます…。
