イギリスのNHSでHCA(看護助手)として働いています。


ジュニアドクターストライキの期間、ずっと夜勤でした。オペは緊急には対応してたものの、消化器外科の入院患者さんはいつもより少なかった。と余裕をこいていると、救急車や緊急外来に来る人の人数が減るわけでもなく、緊急性の高い患者さんを入院させるため、他の病棟からどんどん患者さんが転棟して満床になりました。


それはいいんです。


ただ、医師が少ないのでその皺寄せは全て患者さんの元へ。(もちろん、現場職員は医師と患者の間にいるのでいつも以上のストレスでしたが💦)


一番辛かったのは、ターミナルの患者さんの持続鎮痛剤の処方が間違って出され、それを修正してもらうのにいつも以上に時間がかかった。患者さんとその家族に何も出来ない(他の鎮痛剤はもちろん使います)、待つ時間が長すぎる😢

死亡診断書もドクターがいつ来て書いてくれるのか。。。

ほかにも色々書きたいことはあります。


が、ジュニアドクターが35%の賃金値上げを求めるのも権利です。


しかし、ジュニアドクターの経験数にもよりますが、一人前ではなく色々やらかして人もいますよ!?ここには書けません😑


お金と命が天秤に掛けられてしまう国、私には向かないかもと思ってしまいます😢


ジュニアドクターが戻ってきても、イギリスの医療制度やソーシャルサービスはかなり限界です。これがいつか改善される日が来るのか、もっと悪くなるのか、どこかで踏ん張って欲しいと思う日々です。