姉は骨髄異形成症候群から白血病となり


造血管細胞移植を受けましたが再発し

年齢的な事もあり もう打つ手も無く自宅で過ごしていました。



「お姉さんね〜マリファナ打つの〜」

 笑い泣きお姉様! 医療用の麻薬 ですねアセアセ




「お姉さんね〜久美ちゃんの妹で良かった〜」

 笑い泣きお姉様! 久美ちゃんが ですねアセアセ


何かと笑わせてくれましたおねがい





この2ヶ月毎日姉の家に通い 姉が食べれそうな物を用意し義兄と励ましあってきました

体調が良いとは言えないまでもこの静かな日々がずっと続くような気さえしていたんです




でも
17日 恐れていた高熱が出て意識が混濁して危篤となり。。。



危篤と言われてからもふと意識が戻る時があり
「久美ちゃーん」と呼ばれ顔を近づけると


大きな大きな贈り物をくれたのです


私の首に両手をまわし

「久美ちゃん!ありがと!ありがと!
 ありがと!大好きだよ!久美ちゃんがいて本当に良かった!ありがとう〜!」と



義兄にも同じように大好きだと伝え 「泣いていいのは最初の2週間位よ〜。後はやる事いっぱいあるからね〜」


義兄と私は号泣してるのに

姉は爽やかな表情でした




危篤と言われたあの時の苦痛に満ちた表情で逝ったなら私たちは涙の海で溺れた事でしょう





徐々に呼吸が変わっていく姉の横で義兄はギターを弾いてスタンドバィミーやラブミーテンダーを歌い私は身体をさすったり乾燥しない様に口の中にジェルを塗ったり



今日はいい夫婦の日だねって
子供もいなくていつも一緒だった姉夫婦の日だねって話してた11月22日が後5分で終わる頃 長い眠りにつきました。


姉が言ってたように
葬儀は義兄と私の夫の3人だけで

オレンジ ピンク 赤のお花をいっぱいで

その後は3人で焼肉でも食べに行ってねって。

中華屋さんにしましたが笑い泣き


姉が望んでいた様に

湿っぽくならないように

笑いながら 泣きながら送りました


残されたノートには

義兄に向けて「あと10年一緒にいたいから辛い治療も頑張るよ」と。


もぉー どんだけラブラブなんだ笑い泣き


兄弟もいとこもいない義兄の事は

私が引き受けたよ!心配しないでね!





2年前 68歳の姉です

綺麗でセンス抜群で私よりもっともっと強気で憧れでした。うん。これからも。




そして


ワンコの夢を見たおねがい

玄関前の草むらに5〜6匹の黒い子犬がわちゃわちゃと。わっ爆笑段ボールに入れ「とりあえずは動物病院やね」と ここで目が覚めた。何かの予兆かなぁ口笛





しばらく読む事も書く事もありませんでしたが応援のコメントやいいねを頂いていたので区切りとして書きました。少し落ち着いたら又皆さんのブログにお邪魔します。ありがとうございました。