いやー、非常に面白いワクワクするお話でした。
銀次郎は訳ありの町人、夜の蝶や大名家の奥さんたちのヘアメイクをしているけれど、本当の顔は………。
江戸で起こった不可解な事件を追っていく銀次郎。しらぬうちに事件の闇に入っていくことになってしまったのです。
最初はべらんめぇ調の言葉や読めない漢字や意味の分からない日本家屋の名称がありましたが…いやはや、kindleは便利。
分からない単語(日本語ですが)をドラッグするとすぐに出てきて、辞書が出てくるではないか!
ストレスフリー
そしてコピペしてグーグルで画像検索すると、上がり框、とか日本家屋に住んでいないと分からない単語が理解できます。
これはいいですな。
多分普通に紙の本で読んでいたら確実に途中でギブアップしてしまったと思いますが、そういう機能があってスラスラ読めるので良かったです。
昔、宮尾登美子から始まって昔の本を読んでみよう!と森鴎外や樋口一葉、坪内逍遥の本もちょこちょこ最後まで読みましたが、味わうどころか不良消化を起こして終了。
何がいいのかが分かりそうで分からない!
二葉亭四迷も読んで諦めました。ここまで来ると昔の文学は何が素晴らしいのか分からん!と。
でもこのKindleの辞書があればいけそうな気がします。
うんうん、これだったら洋書もいけるかも。
お客様の読んでいた本を教えていただいて、私も真似っこして読んでみましたが…3巻が出るのが待ち遠しいです。
この門田さんの小説、他にも読んでみようと思います^_^